散りゆく桜と、去りゆく第2のおかん

高校時代、私は親友の家に入り浸っていた。当時自分の家に居場所がなかった私にとってマイウェイながらも味があって男らしいおっちゃんと厳しいけどあったかくて愛情てんこ盛りちょっと天然で明るいおばちゃん。そして天使のように優しい親友のお姉ちゃんがいるこの家にいくとあぁ、これが家族なんやなーってあったかい気持ちになれて。そう思うのは私だけでなく当時の男友達たちも含め代わる代わるいつもこの家には人が集い食べ盛りの私たちに食事も用意してくれたり今思えば大変やったやろなー高校を卒業した後の劇団の養成所に通う2年間。自営のアパレルの会社で値札つけや梱包のアルバイトをさせて貰って。その頃からおっちゃんのことは社長。おばちゃんのことは下の名前を親しみ込めてちゃんづけで呼ぶようになり益々この家族との関係が濃くなってった。成人式も自分んちでなく皆んなとこの家で集まって過ごしたり。うちのおかんは私の事をちゃんづけで呼ぶんやけど〇〇ちゃんは私を呼び捨てにしてくれるのもなーんか嬉しかった。親友と私は何かにつけて人生のシンクロが多くて。妊娠するのも2ヶ月違い。病気になるのも同じ年。そして元気になるのも同じタイミング。難病で車椅子やった親友が今年に入って病を患った〇〇ちゃんの看病の為に24時間そばで介護をするうちに気力体力がみるみる復活。見違える程元気になって、、、最近は痛続きをみる

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Source: 天音、乳癌ステージ4の花道

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