「命があれば、なんとかなるから」――。

私が母のお腹の中にいたとき、
じいちゃんが亡くなった

なので、
そのときの悲しみは私は知らない

初めて“人の死”を目の当たりにしたのは
25歳の頃

父方のじいちゃんが亡くなったときだった

乳がん告知を受けたとき、
真っ先に頭に浮かんだのは、“死”

『誰もがいつかは死ぬ』

そうわかっていても、
まさかこんなに早くに、
それが自分の身に降りかかるかもしれないとは
思ってもいなかった

その後、何人もの人たちが、亡くなっていった

5年前に亡くなった母が、
亡くなる2か月前にこんな言葉を遺していた

それは、

『命があれば、なんとかなるから』

...である

甲状腺がんを患い、5年後、遠隔転移

結局、治療法がないまま、
最期を迎えることになる

母は、

「頑張ってがんを治す」

と、言ってはいたものの、
がんはそんなに甘くない

倍、倍に増え続けるがん細胞には
太刀打ちできるはずもなく...

「命があれば、なんとかなる」――

その言葉は、きっと、
まだまだやりたかったこと...

そして、
まだまだ生きたかったであろう母の、
心の叫びなのだと思う

人間、死んでしまったら、すべてが終わりだ...

これほどまでに蔓延している、
“新型コロナウイルス”

世界中で増え続ける死者...

今、日本人ができること、
やるべきこと...

一人一人の“責任感”が、
きっと大切な命を救うのだと思う

この数日、母の、

『命があれば、なんとかなるから』

この言葉が、心の中でこだまするのだ――

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Source: りかこの乳がん体験記

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