新型コロナ前の生活が、遠い昔のことのようだ。
たった半年ほど前は、オリンピックイヤー2020を祝っていた。
今は、龍宮城から帰った浦島太郎のような心境だろうか。
半年前が龍宮城。現在が故郷。日本。
亀を助けたお礼に、龍宮城で、酒池肉林。
乙姫さまと恋に落ち、楽しい時間を過ごした。
そろそろ故郷のことが気になって、帰ることに。
乙姫さまに帰るのを引き止められ、それでも、やっぱり帰ってきた。
故郷へ戻ってきてみたら、景色が何やら変わってしまっている。
そんな時、お土産の玉手箱を、思い出し、開けてみた。
開けてはいけないと、言われていたが開けてみた。
煙がモクモクと立ち込め、そこには、なんと、
髭が伸び、白髪で腰の曲がった年老いた浦島太郎、、、、
そんな浦島太郎は、
龍宮城を懐かしく思ったのだろうか、、、
龍宮城に戻りたいと思ったのだろうか、、、
変わり果てた故郷と自分を見てどう思ったんだろう、、、
今日、すごい雷と大雨の中、そんな妄想を繰り返した。
コロナ前とコロナ後。世界は、全く違った風景で、まわっていく。
ちょうど100年前、スペイン風邪(今のインフルエンザ)が、世界中に蔓延した時と同じように。
スペイン風邪前と後。世界の医療体制も激変していった。
日本の医療体制も激変した。そして、この100年で、病院神話が完成した。
現に、在宅死と病院死が、逆転した期間だった。
この感染爆発は、世界を変える。日本を変える。
この変化に、対応できなければ、生きていけない。
この変化に、対応できれば、また、人生は楽しくなる。はず。
活動自粛は、人類の、日本人の、対応能力が試されている。
コロナ後の100年は、病院神話はやっと崩壊するかもだ、、、
世界は、インターネットやアマゾンが、席巻している。
ビッグデータやAIで、医療が行われる。
面白いことをやろう。楽しくやろう。
そして、この苦難を乗り切ろう。
きっと浦島太郎は、龍宮城ではなく、
故郷が好きだったはずだ。故郷を良くしたかったはずだ。
なので、あえて、龍宮城から故郷に戻った。
今の日本を良くしよう。
2020の夢から目を覚まそう。
浦島伝説を、今の時代でも作ろうじゃないか。
今日の妄想はここまで。
STAY HOME!!!!!
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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