あんまり愚痴とか好きじゃない。
「自分は頑張ってる」とか、
「大変」とか、
「つらい」とかも。
でも、外では元気なフリして、
家では誰にも言えない不安を抱えている。
それはきっと、誰もが同じ。
きっと、“がん”って、そういう病気。
痛くも痒くもなくて、
「乳がんです」って言われて、
こんなに元気なのに、
おっぱい切られて、
傷が痛くて、
リンパ節郭清したせいで腕が動かなくて、
腕が上がらなくて、
重いものが持てなくて、
自由が利かなくて。
治療がはじまれば副作用に苦しみ、
(本当は、「苦しい」とか言うのも好きじゃない)
5年の治療の間、
ずーっと体調が悪いままで。
治療が終われば体調は戻るだろうと、
それだけを支えにしてきたのに、
治療が終わってもずっと体調が悪いままだった。
ひとは、目標があるから生きられる。
目的があるから、頑張れる。
それが治療を続けていく励みだったのに、
その先に、もう、なんにもなくなった。
「このまま、一生、
体調が悪いまま生きていくのか...」
そう思うと、生きていくのが嫌になることがある。
もっと、シャキッと、
この悪い体調が消えてくれないか...と思う。
13年前の、
治療をはじめる前の身体に戻れる薬はないのか...と思う。
この13年間、体調のいいときは、
果たして何十時間あったのだろう......。
...と、たまに愚痴を吐いてもいいだろうか。
...が、
やっぱりいいもんじゃないね、“愚痴”というものは...。
自分も、相手も、
あまりいい気持ちはしないのかもしれない。
さ、早く寝よう...っと...。
あしたはもっと、いい日にするぞ。
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Source: りかこの乳がん体験記
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