真実を扱う力と価値あるものに変容する力

その他
今日も
とりとめのない戯言。

最近の政治での
言動・・・

言い訳、隠蔽、改竄、誤魔化し、無責任、裏工作、権力の私的利用、・・・・

あまりに異常とか
あまりに幼稚
と思う人はきっと多くいるはず。

組織になると
一人一人に悪意が無くても
組織を守ったり、
自分の身を守ったり、
人間関係や利害関係を守るために

事実を隠蔽したり
正しい行動をしようとしたものを排除したりと
結果的に
悪意のあるような行動をしてしまうことはよくあることです。

一人一人がとてもいい人であっても
組織になると
このようなことは普通に起こります。

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「ア・フュー・グッドメン」(A Few Good Men)
という映画がありました。

数少ない良心の男たちという意味です。

米国海兵隊基地内で一人の海兵隊員が殺されます。

「規律を乱す者への暴力的制裁」として
殺されたのです。

真実を証言しようとした中佐は自殺。
大佐の命令に忠実に従った隊員たちは
除隊させられます。

これで真実は葬り去られました。
権力があれば
何でも自分の思い通りにできるのです。

この時の弁護士(トム・クルーズ)が
真実を知りたいと大佐(ジャック・ニコラス)に言います。

大佐は次のように答えます。
「You can’t handle the truth!」
(貴様に真実を扱える力は無い!)と。

真実を知ったところで
巨大な権力を持つ組織の中では
完全に無力だ
という意味です。

今の政治でも
国民は真実を知る必要はない
という姿勢が一般的になりました。

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いまの社会では
このようなことが蔓延しています。

真実に忠実であれば排除され
隠蔽する者たちが正当化される。

隠蔽すれば
当事者以外誰も真実を知らず
ごまかせてしまう・・・。

私たちの社会では
何か悪いことをしたら罰せられる
という固定観念が定着しています。

だから罰せられないように隠すか
事実を捻じ曲げればいいということが
普通に行われてしまいます。

こればかりは
法律や規律で公正化できるものではなく、
一人一人の精神性に頼るしかありません。

すべて真実の元にさらけ出していいのかどうかは
議論の分かれるところですが、
真実を隠すことによって
著しく被害をこうむる人がいる限りは
問題点を明らかにすべきではないでしょうか。

さまざまな出来事の中には
すべての人に利益をもたらす
善意を持った嘘
というのも存在しますから
一概に真実をすべてさらけ出すことが最善とは限りません。

本当に見極めなければならないのは
狭い見識の中での善と悪ではなく
それに関わる当事者たちの
「思い」「動機」
であるべきです。

これが
波動の高いものかどうかが最も重要です。

現代社会では
真実に従って素直に生きるよりも
自分や自分の属する小さな集団の利益を優先的に考えることの方が
正当化されている社会であることは間違いありません。。

競争社会の弊害、利己主義社会の風潮でしょうか。

岩や木が実在する実体であるように

思いにも感情にも
エネルギーという実体があります。

思いも
愛のような高い波動のものから
憎しみや妬みのような低い波動のものまで
さまざまです。

人の魂の性質は
波動が高いので、
高い波動に包まれると心地よく感じます。

つまり
思いも
言葉も
行動も
波動の高いものにすることが
人間は最も真から幸福に感じるのです。

波動を高いものにするには
どうすればいいでしょう?

それには
人が勝手に決めた社会のルールよりも
自然の摂理を優先すること
自分の純粋なハートの声をよく聴くこと
素直に自然体で生きること

が大切です

これによって
さまざまな分野にこびりついた歪みは
正され
真実が尊重されていくはずです。

私たちは
この地球でさまざまなことを学びます。

だから
さまざまなことが起こります。

そして
その起こった事象がどんなものであれ、

価値あるものに変容する力

私たちの魂には備わっているのです。

その力は
思いと言葉と行動を
波動の高いものにする時に
最大限の能力を発揮します。

その力を使うために
地上にいることを
忘れてはならないと思います。

君が代から神が代へ 下巻
森井 啓二
きれい・ねっと
2018-12-18


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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