■CDCによる新型コロナウイルスの致死率の想定
年齢別の症候性致死率
・0歳〜49歳:致死率 0.05%
・50歳〜64歳:致死率 0.2%
・65歳以上:致死率 1.3%
・全年齢:致死率 0.4%
死亡率は、49歳以下に関しては、まともな数値にもなっていない低いレベルで、また、49歳以下の場合、亡くなった人たちは、少なくともアメリカでは、
「ほぼ全員、基礎疾患を持っていた」
ことがわかっていますので、このような若い年齢層では、健康な人の致死率は、事実上0%に近いといえるかもしれません。
65歳以上の高齢世代の致死率はやや高くなっています。
この全年齢層の致死率0.4%を、季節性インフルエンザと比較してどうかという点はあるにしても、CDCのデータが示す真実は、「健康な人には、軽微な病気」であるということだけで、それ以外の示唆は見当たりません。
WHOは、3月のはじめに新型コロナウイルスの致死率が3.4%だと発表し、以降はそれが致死率の基準となっていますが、明らかに、その後の臨床例の多い(実際の患者数の多い)アメリカのデータのほうがはるかに信憑性があります。
米スタンフォード大学がおこなった研究では、アメリカの場合ですが、新型コロナウイルスで亡くなったほとんどが、特別養護老人ホームを含む高齢者介護施設の人たちであることがわかっています。高齢者であっても、基礎疾患のない人はほとんど死亡していないのが現実です。
もっとも、どこの国でも今は、完全に基礎疾患を持っていない高齢者のほうが少ないような状況ではありますけれど。
いずれにしましても、非常に感染しやすいけれど、季節性インフルエンザなどとは比較にならないほど軽微である新型コロナウイルスに対して、日本を含む世界中が強制的な行動制限対策を取り、その代償が今では、「プライスレス」となっているのが現実です。
■アメリカ合衆国大統領ドナルド・J・トランプ氏へ
(2020年5月19日 シモーネ・ゴールドと500人の医師による)親愛なるトランプ氏へ。
私たち医師は、私たちの患者の将来の健康に対する配慮があまりにも欠如していることに驚いています。ロックダウンが、患者たちの容態を悪化させる意味においての健康への影響は、非常に過小評価されています。
継続的なロックダウンにより、何百万人ものアメリカの人たちの、自傷、アルコール依存症、ホームレスとなること、自殺、心臓発作、脳卒中、または腎不全で死亡する人々の存在が隠されてしまっているのです。
若者たちの場合は、経済的な不安定、失業、絶望、薬物中毒、貧困、虐待につながっています。
アメリカの自殺ホットライン電話は600%増加しました。アルコールの売上高は300%から600%増加しています。
ロックダウンの害はあまりにも広範に拡大しています。救える道があるかどうかを私たちにお知らせ下さい。
出典:500 Doctors Write To Trump Warning Lockdown Will Cause More Deaths – Summit News(2020年5月25日配信)
Source: 身体軸ラボ シーズン2
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