持続化給付金の中抜き

その他

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孫「ねぇねぇ、おじいちゃん、じぞくかきゅうふきんのなかぬきってなあに?」

爺「おお、たけちゃんはそんな難しい言葉を良く知ってるね。」

孫「うん、お母さんが言ってた。
さっき、
お母さんからキャベツ買ってきてって500円渡されたから、
妹に300円あげて買いにいかせたんだ。
僕は、余った200円で今度おもちゃ買おうと貯金したら、
お母さんに「それはじぞくかきゅうふきんのなかぬきと同じだよ」、
って怒られたの。」

爺「たけちゃん、それは良くないことだよ。」

孫「うん。わかった。」

爺「持続化給付金というのはね、
新型コロナの影響で
赤字になった会社を助けるために
国がお金をくれるものだよ。

で、
中抜きっていうのはね、お金もらったら、自分は何もしないでお金を懐に入れて
他の人に仕事をやらせることなんだよ。」

孫「ぼくが200円もらって何もしなかったのと同じだね。その人はいくらもらったの?」

爺「今回の件では、最初の人は、20億円くらい抜いたかな。」

孫「ひゃああ、大人はすごいね。」

爺「サービスデザイン推進協議会という団体が769億円もらったんだけど、
そこから20億円抜いてから
他の会社に丸投げしたんだよ。
丸投げされた会社は、
またそこからあちこちに仕事を分散させていくんだ。

このサービスデザインっていう会社は、
一見すると健全な会社に見えるんだけど
天下りの人たちがお金を内緒で配るために作った会社なんだよ。
昔は、政府は直接
独立社団法人に丸投げしてたんだけど、
それじゃあ天下り利権が簡単にバレてしまうから、
あちこちで一斉に社団法人とか会社を作っていったんだよ。」

孫「そうなんだ。お金をもらうためだけの会社を作ればいいんだね。」

爺「うん、
サービスデザイン推進協議会の理事たちは、
天下り官僚はいないようにしてるんだ。
そうすればお金をもらっても国民にバレないからね。
その会社を通してから、
天下りしている会社に仕事を流すからバレないんだよ。」

孫「頭いいんだね。」

爺「サービスデザイン推進協議会は、
東大に行ける頭のいい人たちが仕組みをつくってるからね。
実は
天下り先の会社が集まってこっそり作った会社なんだ。

たくさんの会社や小会社が仲間だから
競争入札の形式でも
特定の事業者しか落札できないよう調整することができるんだよ。

そして
その会社からあちこちで中抜き繰り返しながら、
仲間たちみんなでお金儲けするのだよ。」

孫「でもさぁ爺ちゃん、政府はどうして国で給付金の仕事をしないで
大きなお金を払って民間会社にお願いしてるの?

爺「民間にお願いする、ということは個人情報、中小の会社の詳しい経営データを民間に流出させることになるね。
以前も
国民にとって重要なマイナンバーの仕事を中国の会社にお願いしたことがバレたんだよ。

さらに
民間に委託すると
無駄にお金もたくさんかかる。」

孫「それでもお金をたくさん払って、民間にお願いしなければならないの?」

爺「そこが問題だね。
実は、
本当は委託しなくても公務員でできるんだよ。
でも

国がやるべきことを民間に委託するのは、
ずばりこのシステムを利用して悪だくみした人たちの私腹が肥やせるからだよ。

それと
委託された会社の方も
お金もらって、極秘の情報ももらえるから
一石二鳥。

さらに
その分、
政治家にお礼をすることもできるんだ。

一石三鳥になるね。

さらに民間企業なら、
万が一何かあっても
情報開示する義務はないからね。

ここから先は
子供には言えないことばかりだけどね。」

孫「頭のいい人はお金が好きなんだね。」

爺「天下りをすると何もしないでたくさんお金をもらえるから、
そういう企業だけを優遇するんだよ。
今回は、たまたま持続化給付金の中抜きがバレたけど

巨額の中抜きは
他にもたくさんあるんだ。

ちゃんとバレないようにしてるんだよ。

証拠さえなければ、
悪いことしても
大丈夫なんだ。

企業の中には
高級住宅街の中に接待専用の豪邸を持つところもあるんだよ。
高級料亭では出来ない話もあるからね。
こういう施設は、首相や官房長官たちも、
もちろん御招待されてるよ。」

孫「おじいちゃん、もっと教えて。」

爺「今日はここまでだな。おじいちゃんも長生きしたいもん。」

孫「じゃあさ、ぼくも大人になったら中抜きグループに入って、じいちゃんに贅沢させてあげようか?」

爺「たけちゃん、もう時代は変わるんだよ。正しいことをしたいという人からの内部告発も増えている。たけちゃんも本当はそんなことしたくないだろ?」

孫「うん、僕は本当はお金儲けには興味ないし、そんなずるいことする人にはなりたくない。
ずるいことしない方がみんなが幸せだと思うもん。みんなで幸せならそれが一番だよね。」

爺「そうだね、じいちゃんは、たけちゃんが肩叩きしてくれるだけで、幸せだよ。」

この会話は
架空の話です。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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