猫のチューリップ中毒

その他

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英ノーフォーク州に住むジュリエットさんは

6歳になる愛猫キキちゃんと暮らしていました。

この可愛い猫のキキちゃんとチューリップの写真。

まさかこの写真が
最後の一枚になるとは
飼い主さんは思いもよらなかたことでしょう。

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ジュリエットさんは
たまたまチューリップを花瓶に生けて
台所のテーブルに飾りました。

それまでは
ほとんどチューリップを買ったことは無かったそうです。

チューリップに興味を示したキキは、
チューリップの横に座り、
その可愛い姿を見たジュリエットさんは
すぐにカメラを取り出して
写真をたくさん撮影しました。

でも
残念なことに
彼女は
チューリップが猫に毒であることを
知らなかったのです。

翌朝
ぐったりしているキキを発見し
12歳になる娘エラさんと共に
キキを動物病院へと連れて行きました。

娘のエラさんにとって
キキは、
小さなころからずっと
共に育ってきた
大切な存在でした。

キキは
チューリップによる急性腎障害を引き起こしていました。

40分の話し合いの結果
キキは
安楽死

チューリップは
猫には毒です。

有毒植物に暴露された後で
つぎのような症状が出たら要注意です。

沈鬱・元気消失
急激な食欲低下
嘔吐下痢
口臭の異常
黄疸(目や歯茎が黄色い)
呼吸が苦しそう
痙攣
多飲多尿
急に神経質になる

人では
チューリップは
花も球根も薬用として用いられることがありますが、

やはり
花に含まれるチューリッピンは
心臓毒として知られ
ベラトリン類似作用を引き起こします。

これは
冠動脈洞と左心室の迷走神経系を過剰刺激して
血圧低下と除脈を引き起こします。

また
嘔吐も起こり
大量摂取では呼吸が抑制されてしまいます。

他にも
ツリピン、ツリパリンなど
多くの毒性物質を含んでいます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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