Facebookや動画でいつも興味深い情報を発信しておられる『よしりん』こと吉野敏明医師。https://www.facebook.com/toshiaki.yoshino.9吉野 敏明吉野 敏明さんはFacebookを利用しています。Facebookに登録して、吉野 敏明さんや他の知り合いと交流しましょう。Facebookは、人々が簡単に情報をシェアできる、オープンでつながりのある世界の構築をお手伝いします。www.facebook.com様々な情報の中で睡眠について書かれた記事があってとても有益な内容やと思うので皆さんにもシェアさせて頂こうかと以下掲載記事から抜粋したものです睡眠の質とは時間ではない。深い睡眠が良いのでもない。良い睡眠とは、ズバリ『毎日の起床時間』だ。深くて質の良い睡眠でも、翌日の起床時間が悪ければ、翌日以降は体調不良になる。起床時間と入眠の関係がわかっていれば、睡眠時間は1時間でも5秒でもよい。向精神薬に関しては、向精神薬で寝ていたとしても、それは一見寝ているように見えるだけで、生理学的あるいは脳機能学的には睡眠していません。もしこれら薬剤で睡眠がとれているのでしたら、寝溜めしたことになり夜は眠れないはずです。これら薬物をつかっても患者さんは絶対に夜はもう一度寝ましたといいいます。このように薬物では睡眠検査や脳波などでは寝ていないことがよく分かります。だから薬で寝ている人は、いつまでたっても良質な眠りが得られないので、レンドルミンではもう効かない、ロゼレムよこせ、サイレースよこせ、デバスじゃないと効かない、ユーロジンでないと効かない、などとどんどん強い薬を要求します。睡眠とは眠りの時間でもなければ、眠りの深さでもないのです。例えば、脳波やレム睡眠・ノンレム睡眠がどのような出現を仕方をしているかなのです。脳波には、波長の低い方からデルタ波(深い眠り)→シータ波(瞑想状態)→アルファ波(リラックス状態)→ベータ波(活動的状態)→ガンマ波(興奮・喧嘩状態)となります。そして睡眠にはステージ1~4の深さがあって、睡眠に入ると通常はすぐノンレム睡眠にはいり、脳波は周波数の低いデルタ波がおおくなり、これを徐波成分といって、この状態の睡眠を徐波睡眠と呼びます。 健常な若い成人における徐波睡眠の出現は一夜の睡眠の最初1/3に多く見られて、その量は加齢と共に減少していきます。これは東洋医学では腎虚といって、生殖能力が下がると睡眠があさくなるのは古来より知られています。この最初の深い入眠を促すホルモンは、メラトニンであり、これは朝陽、とくに朝焼けのオレンジ色の日を毎朝浴びることでその16~17時間後に脳から分泌されることが知られています。朝日を浴びるとおよそ16時間後にセロトニンが分泌され、睡眠が深くなることが科学的にわかっています。 つまり良い睡眠は寝る時間で決まるのではなく、あさ目覚めた時間に何をしたかで決まるのです。この朝日のオレンジ色の波長は 体にとって色々な良い作用を促します。たとえ曇りだったり雨であったりであったとしても、雲や雨の向こう側のこのオレンジ色の波長を見ることが大事なのです!目には見えなくとも朝陽の波長は体には届きます。可視光線だけが光ではないからです。 どんなに遅く帰ってきたとしても、どんなに睡眠時間が短くても、必ず毎日朝日を見るのです。次に精神です。良質な睡眠とは、睡眠時間の長さでも、量でもありません。ズバリ、起床時間できまるのです。 『今週は忙しかったから、日曜日に寝貯めをする』『昼までは寝たい』などは厳禁です。睡眠が貯金できないことは、医学が証明しています。一度起床時間をずらしてしまうと、もとのペースに戻るのに最低でも3日はかかります。 つまり日曜日に寝だめをすると、水曜日までは睡眠障害が起こるのです。睡眠障害を起こすと、精神に異常をきたします。この最初に深い眠りにはいるためにはその16~17時間前に何をしていたのかできまり、睡眠の質を決めるには、東洋医学的に肝気亢進(忍耐、イライラ)心気亢進(強い道徳観からくる怒り、更年期障害)冷え(アドレナリンが分泌される)腎虚(生殖機能低下)の4つです。この問題を解決しなければいくらサイレースやセルシンやデパスを飲んでも、いくらたっても眠りは良くなりません。例えば肝気亢進であれば、肩のツボである肩井に鍼をさすだけでも不安は急速に消退しますし、漢方薬であれば抑肝散の内服を併用するだけですっかり忍耐やイライラという感情がなくなって、入眠薬など無くてもぐっすり眠れたりします。次は肉体です。人間の体内時計は25時間です。真っ白な部屋に人をおいておく実験をすると、人間は25時間で生活します。これは被験者を変えても約25時間になります。 人間の体内時計は25時間ですが、例えばマウスは23.5時間、ラットは24.5時間です。体内時計の補正は、起床覚醒時間と朝日で補正しています。ここで超重要なのは、覚醒=起床になっているかです。よく「もう起きてるよ、眠いからあと5分だけ寝かせて!」とか「ちゃんとおきてるよ、布団に居るだけだから」というセリフを聞きます。実はこれが超危険なのです。目が醒めているのに、巣でぐにゃぐにゃしているスズメがいますか? 朝日がでているのに、さかないアサガオがありますか? 野生動物・植物は、100%覚醒=起床(肉体活動)です。覚醒しているのに、起床しないひとほど、慢性疲労症候群、睡眠障害、精神障害などを起こします。逆に、エグゼクティブリーダーほど、覚醒と起床が一致しています。起床覚醒時続きをみる
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Source: 天音、乳癌ステージ4の花道
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