映画館は3密か?感染症対策の専門家が監修して実験…映画1本で6回空気が入れ替わる結果に
「3密」といわれる場所で空気がどのように流れるのかを調べた実験で、監修したのは感染症対策に詳しい、愛知医大の三鴨教授です。
三鴨教授が解説しているのは、3密の代表のように言われがちな映画館の「換気」について。
映画館の換気能力を「見える化」するため、座席数352の大型の劇場内に、空気に見立てた白い煙を充満させて、どのように流れるのかを調べました。
真っ白く煙が充満した劇場内ですが…。
三鴨教授が指摘したポイントは、スクリーンの下の辺り。多くの映画館では天井以外にもここに排気口が備えられていて、大きな換気能力があるそうです。
10分経つと煙がなくなり始め、そして実験開始から20分後。真っ白だった劇場内から、煙がすべてなくなりました。
映画1本の上映時間が2時間ほどと考えると、上映時間中に6回は空気が入れ替わっている計算です。
愛知県興行協会によると、そもそも映画館の換気については興行場法で定められていて、愛知県の場合、入場者1人あたり毎時30立方メートル以上の換気ができることが義務付けられています。
法令とか通達を見る感じでは、狭いライブハウスには厳密な適用が無い感じですね。
だから地下ではない狭いライブハウスは「三密」なんです。
エ 観覧室における機械換気設備は、次の各号により設けること。(ア) 観覧室の床面積が400m2を越えるもの又は地下に観覧室があるものについては、空気調和設備若しくは第1種機械換気設備を設けること。(イ) 地上に施設がある場合、観覧室の床面積が150m2を越え、かつ、400m2以下のものについては、空気調和設備、又は第一種若しくは第二種(甲)機械換気設備を設けること。 ただし、 排気口からの排気が施設外に排出できる場合及び給気口からの外気が不足するおそれがない場合には、第二種(乙)又は、第三種(乙)機械換気設備を設けることができること。
マスクして叫ばない天井の高い映画館でしたら問題は無いということですね。
場所を選んで楽しみましょう。
取り敢えずこの辺で。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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