※
この記事はあくまでも個人的意見です。
医師全員がこう思っているわけではないと思いますので、それをふまえてお読みいただければと思います
またしても斜めからの視点ですみません
「早期発見のために今すぐ受診しましょう」
こう呼び掛けてるクリニックも多いですよね。
「がん」の場合は確かに早期発見・早期治療は大事ですが、
じゃあ
「痔の早期発見・早期治療は必要か？」
考えてみます。
今回も、基本的には、一番多い「いぼ痔(痔核)」についてです。
裂肛や痔ろうはまたちょっと違ってくるので
またの機会に
(裂肛や痔ろうは、早めに見つけて治療した方がいいことが多いです)
)で、本題。
確かに軽い内痔核だけなら
日帰り注射療法
が適応となるので、
その点からは確かに
「早い段階で一度相談してみてもいいかも」
しれません
ただ、
たいして症状がないのに、無理して早期治療する必要はありません
結構、多いんですよねー、
他院で、
自分ではそんなに困ってないのに、かつ薬で治ったのに、あれよあれよと、手術を決められて、不安になって受診する方。
そんなの、
手術で稼ぎたい病院のいいカモ
です
です基本的には
症状が出ていれば、、、で
大丈夫です
早期発見して、その時既に何らかの症状があれば、たしかに軟膏治療や排便管理や生活習慣の見直しで痔の症状もおさまってくるかもしれません
ただ、なんでもかんでも、
「痔＝早期に手術」ではない
ということをお伝えしたいなぁーと。
で、これから最後に、
一番大事なこと
「痔の早期発見、早期治療」は必ずしも必要ではありませんが、
「痔だと思ってたけど、実際はがんだった場合は、早期発見、早期治療」
が大事です
そういう意味では
気になることがあれば、
一度早めに受診してみることをオススメします
↓例によって写真は記事とは無関係
最近、子供をおこる時、半沢直樹ぐらいの勢いになってる自分がいる…
気を付けないと
↑公式ホームページから。
Source: 埼玉の大腸肛門科（肛門・痔・大腸内視鏡）ママ女医のブログ
コメント