「鴻江理論」体の特徴を技術に落とし込む

健康法
鴻江理論によると、右の骨盤が閉じて左の骨盤が開いているのが猫背型の「うで体」で、逆に右の骨盤が開き、左の骨盤が閉じているのが反り腰型の「あし体」。判定するには、左右の足をうで体は左側に上げやすく、あし体は右側に上げやすい特徴が骨盤の開きから現れるため活用しやすい。こうした骨盤の左右差、体のゆがみが各人に存在し、それによって動作に違いが表れることは鹿屋体育大で行った研究で実証されてもいる。

 そして、この体の特徴を右投手の動作に当てはめると、左の骨盤が開き投げる方向に開いていきやすい「うで体」は軸足重心の時間を長くすると力が発揮しやすい。腰は開いていってしまうため、左肩を投げる方向に真っすぐにスライドさせながら併進移動を行い、体の回転軸はヘソの下の丹田から伸ばす。

 逆に左の骨盤が閉じていて投げる方向に体が回りづらい「あし体」は左肩を引くように回して投げると力が発揮しやすい。左腰を投げる方向に真っすぐにスライドさせながら併進移動を行い、体の回転軸を背中側の仙骨から伸ばすと引く力を使いやすくなる。


「例えば、右投手のうで体の場合、開きやすいと理解しているので、『軸足の重心を意識しよう』『左腕のカベを意識しよう』などと考えている様子があるのが良いですよね。骨盤は開いている側に回っていきやすく、閉じている側に回りづらい特徴を理解して、それを自分のタイプに照らし合わせてフォームを考えられるようになれば、自然と成長していくと思います。自分の体に合った動きは障害を予防することにもつながるので、鴻江理論がその大きなヒントになると良いと考えています」

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この「うで体」「あし体」の二分類ですけど、、

どちらも絡んでいるタイプもいる感じで、、

要は、回り過ぎてしまう、又は回り辛い、それを別の部分で意識して稼働よくする。

同じ動作でも、、

指意識か、

手首意識か、

肘意識か、

腕意識か、

肩意識か、

肩甲骨意識か、

背中意識か、

何も意識なしか、とか、、

全員違う。

それに対して一つの指導で何かパフォーマンスを引き出すのは、、

偶々合致した選手だけが伸びることになる。

偶々合致した動きをしていた選手だけが記録を残したりする。

つまりまだまだ偶然性に左右されている訳です。

そうやって意識を細分化してスイッチを入れる部分を身体と対話して見つけていく、、

それがスポーツの醍醐味でもありますね。

※スポーツ関係ない方にはつまらない話ですけどね。

※ワタシはうで体かあし体か判別しにくいタイプです。どちらの足を上げても開いてもほぼ同程度なんで、、両方を活用する考え方もアリですね。

取り敢えずこの辺で。

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Source: 身体軸ラボ シーズン2

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