苦しさは、誰にもわからない。誰にも言わない。誰にも言えない。

この数年続いている体調の悪さ

そしてそこに、
ある条件が重なったときに現れる発作的な症状に、
この2~3年、少し手こずっている

調べたところによると、
『限局性恐怖症』らしいと自己判断

思い起こしてみると、
子どもの頃から、そんなケはあった

それがここのところ、顕著となっている

...が、

どうも『限局性恐怖症』とは、
どこか症状に食い違いがある

...ということで、きのう、再び調べてみた

出てきたのは、
『聴覚過敏症』という病名

どちらかと言うと、こっちの症状に近い

素人では判断はできないが、
『パニック障害』系の病気であることには
間違いなさそうだ

確かに子どもの頃から“音”に弱かった

花火、汽車の汽笛・・・

そういえば、

「あんたは子どもの頃から、“音”に弱かったよね」

と、母に言われたことがある

そんな症状がここに来て強く出るようになったのは、
ストレスが関係しているのか...

だとすれば、
そこには“乳がん”もかかわっているのかもしれない

私がボウリングをやっていることは、
すでに何度も記述してきた

“競技”としてはじめてから、もう24年

が、乳がんをしてから、大会にも出ていない

今は週に1度しか練習にも行っていない

それでもなんとか続けてきた

「また投げられるようになりたい」と、
術後のリハビリも頑張った

そこまで頑張れたのは、
“ボウリング”があったから

私にとって“ボウリング”は、
生活の一部であり、
人生の大きな部分を占めていた

が、ボウリング場は様々な音であふれている

大きな機械音...
人々がわいわいと大声ではしゃぐ声...
ボールを「ドスン」と投げる音...

そのすべてがダメになった

これまで続けてきたボウリングも、
できなくなるかもしれない

もうボウリング場には入れないかもしれない――

発作的な症状に陥ると、
生きていることさえつらくなる

逃げたくても、逃げ場がないのだ

そんなことを考えているだけでも、
呼吸が苦しくなる――

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

また芸能界で哀しい報せがあったようだ

ドラマや映画で活躍されている女優さんだ

年齢もまだ若い

自殺とみられているようだが...

少し前に、自ら命を絶った、
若い男性俳優さんと重ねてしまうのは、
きっと私だけではないはずだ

人気がないわけではない

仕事がないわけではない

他人から見れば、
充実した芸能活動をしているように思える

が、つらさは本人にしかわからない

死を選ぶほどつらいこと...

テレビなどでは、

「一人で悩まずに、誰かに相談をしてください」

と、相談窓口を紹介している

が、本当に「死にたい」と思っている人は...

本気で「死のう」と考えている人は...

きっと、相談したりはしない

きっと、助けは求めない

それが、
自ら命を絶つ人の気持ちなのだと思う

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

嗚呼、呼吸が苦しい

深呼吸しなきゃ...

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Source: りかこの乳がん体験記

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