ライオン:絶滅が危惧されている余剰動物

その他

ライオン

百獣の王と呼ばれる動物です。

現在

地球上に生き残った
野生ライオンの個体数は
少し前の45万頭から
約2万頭に一気に激減。

密猟だけでなく
毎年600頭ほどのライオンが、
人の娯楽のために遊びで殺されています。

野生ライオンの繁殖地であった西アフリカでは
たったの約400頭、

西アフリカのうちナイジェリアには
およそ35頭しか生き延びていないのです。

lion-5550231_1280

450,000
1940年代に生息したライオンの数。 

20,000
現在のライオンの数

600

毎年遊びで殺しているライオンの数

0
専門家が予測する40年後の地球上の野生のライオンの数。 

米魚類野生生物局(United States Fish and Wildlife Service:FWS)は、
アフリカのライオンが絶滅の危機にあるため、
米国法の下においては
絶滅危惧種として保護することを宣言しました。

日本ではどうでしょうか。

現在
東京都の資料では、
ライオンの資産価値を
10万円と見積もっています。

朝日新聞社の報道によると、
2014年度からの5年間で
全国の公立動物園から移送されたライオンは14頭。
そのうちの
11頭が無料で譲渡されていました。

日本の動物園では
群れで飼えるだけの広いスペースは無いのです。

成長して大きくなると
予算的にも場所的にも飼うことが難しくなり
譲渡先を探さなければいけなくなる動物たちを、
動物園業界では「余剰動物」と呼ぶそうです。

ペットショップの猫でさえ
10万円ではなかなか購入できません。

絶滅が心配されている貴重なライオンの現状。
アフリカの大地に帰すことはできないものでしょうか。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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