肛門手術は、ぶっちゃけ、どうでもいいです!でも…

内科医

なんですか


この態度は
いやー、我ながらひどいタイトルです。
さまぁ~ず的にいうと
ドイヒーです。
でも、実はちょっと本音だったりします

理由は?
↓ 

患者さん方は、色々な悩みで外来にいらっしゃいます。
で、もちろん、希望される方にはお尻の手術のお話もします。
ただ、正直、手術するか悩んでいる方には…
極論として…
お尻の手術はたいていの場合、

そもそも
やってもやらなくても

どっちでもいいんです!!!
とご説明しています。
まさに
どーでもいいですよ🎵
(by だいたひかる ←懐かしいですね 乳がんの経過が順調でありますように)

↑感じ悪くてすみません


でも、投げやりな態度と言うわけでもなく、

本当に、どっちでもいいんです!!!

同じ様な痔のサイズの方でも煩わしさや不快度は
個人差が大きいですし、

最終的な治療のゴールは
本当に人それぞれなんです

本題に戻ります。
まとめると
基本的には良性疾患なので、
「絶対に手術しなくちゃいけない」という状態は多くはないということです。

少なくとも急いで決めることではないのです

※もちろん痔瘻や治らない裂肛などは手術適応になりますが…



そして
どちらかというと、

ここからが本当の本題
ただし、
むしろ、場合により、
内視鏡だけは受けていただきたいのです‼️
特に
特に40歳以上で出血の症状がある方
ご家族の中に大腸がんの方がいらっしゃる方。

実際、手術前のスクリーニング検査として
大腸内視鏡が入ってくる病院、クリニックが多いですし、
やったほうがいいと言われています。
もしかしたら、
出血はおしりが原因ではなく、腸からの出血だった
ということがあるかもしれません。
検査したら腸にポリープや癌が見つかった❗というケースが、結構多いのです


センセーショナルなタイトルにしてしまいましたが、
心から伝えたいです。 
もう一度いいます。
内視鏡だけは受けていただきたいのです
大腸癌なら早期であれば9割以上治る病気です。
どうぞ、ご検討くださいませ



↓ちなみに、これは外来で使用しているお尻の模型です


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Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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