先日、ちゃんと自分自身で人生会議を、
されておられた患者さんの話をした。
奥さん、3人の娘さんにも、最期のことを、
自分の言葉でお伝えになっておられた。
今朝、奥さんと3人の娘さんとそのご家族に、
見守られ、天国へ旅立たれた。
多くのご家族が、見守っておられる中でだった。
どうしても、せんせいに、
話しておかなアカンことがある。
と話されたのは、先週前半のこと。
あとはアンタだけやからな。
こう言われ、頼まれたのは、
痛くないように、手のかかる時間は短めに。
ということだった。
ニヤリ笑い顔の彼は、
上手に、す~~~っと、なんか盛っといてほしいねんけど。
頼めるか?!アカンのやったら、
上手に神様と口裏合わせてうまいことやっといて~な。
と言っていた。
お父さん、上手に神様と話されてたのは、
あなただったんですね。
遠方の娘さんたちご家族が全員集まれる日曜日の早朝に、
天国へ行かれるなんて。
少ししんどかった時間も、たったの丸2日。
じつは、あともやっといたで。
お顔を拝見させていただきこう言われてる気がした。
そうそう、お父さんが、
僕に食べさせたかった、次女さんのパンも、
診断書と交換で、頂いちゃいました。
こんなにも全部スマートにカッコよく、
準備されていたなんて、僕は本当に尊敬です。
また、勉強になりました。
ありがとうございました。
ゆっくり休んでください。
パン美味しかったです。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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