一度消えてもまた出てくるのが肝臓がん

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みなさん
おはようございます
２代目ガンちゃん先生です

昨日は
金沢で肝癌分子標的治療研究会という
学会がありまして、
Webで参加しながら、

通常の土曜日外来をしていました

私の発表と、
私が指導する後輩の発表の時だけ、
パソコンの前に行き、登壇し、
それ以外は、
外来です

コロナのせいで、このような状況に
なってしまったわけですが、

便利な世の中になった気もします

学会があると、
他の大学や病院の先生方との
意見交換ができるので、
Webだけではなかなかそういう事ができず、
寂しい感じもしますけどね

コロナが早く落ち着けばと思いますが、
第３波も来ていることから、
落ち着くのは来年か、もっと先か・・・
厳しい世の中になったものです

さて、本日ご紹介しますのは、
１年ほど前に
進行肝臓がんで、
前医で治療が厳しいと言われた方です

岩本内科に来られ
門脈動脈同時塞栓療法と
肝動注化学療法　New FP療法を
行いました

４ｃｍ大の癌を中心に
全肝に１０個以上病変があったのですが、
治療によって、
全て消えたのですが、

最近、再発を来したので、
今回、改めて
門脈動脈同時塞栓療法を行いました

CTでは、
肝臓のS2に３０ｍｍ
肝臓のS5に１０ｍｍ大の
再発病変

それぞれを丁寧に
加療しました

治療薬剤もしっかりと貯留しているので
よい効果が期待できますが、

また再発するリスクは非常に高いので、
次の事も考えて、治療戦略を立てる必要があります

肝臓がんでは
繰り返し再発する事が多く
一度、癌がゼロになったとしても
また出てくる可能性が高いのです

ですが、その都度、またゼロにできる作戦を
ちゃんと立てていくことで
それが良い結果に繋がります

肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。
Source: ガンちゃん先生奮闘記