昨月10月半ばの映画公開より、記録的な大ヒットで社会現象にまでなっているのが『鬼滅の刃』です。
わたくし自身、こういったアニメには普段縁遠いのですが、日常なんらかキャラクターや映画でのセリフなどを目にする(耳にする)ことも多く、“鬼滅”という存在を知った当初は、キャラクターたちの名前の漢字(当て字)について、凄い(不思議な)名前だなぁ、と思っておりました。
近日は、お会いする方や読者より、『鬼滅の刃』について“霊的に説明してほしい” “本当に鬼の世界ってあるの?” というような質問を度々いただきまして、なるほど、皆様はそういうこともお知りになりたいのだなと感じ、先日、わが身の実験さながら(!)『劇場版「鬼滅の刃」~無限列車編~』を鑑賞してまいりました。
そもそも普段わたくし自身は、ホラー映画や心霊的なスポットなどへは全くまいりません。
俗にいうところの、様々な霊魂が視えるため、そういった場には怖くて行けないという類いではなく(街中でもおちおち歩けない、という霊能師や霊感の強い方もいらっしゃるようですが。)普段、日常的に様々な霊魂の様子を視たり、あるいはきちんとわが身を守りつつ深いレベルで関わったりしているため、わざわざ映画館などへ行く必要がないのです。
ですが、すでに一年経つかというほど長らく経済が停滞するなかで、今回このような社会全体を巻き込むブームになるのは、きっと何か仕掛けがあるはずと思い、映画を鑑賞しつつ改めて霊的に考察してみることにいたしました。
ブログに書くにあたって、映画の内容をあまり細かく書きますとネタバレになってしまいますので、比較的大きな観点からの考察となります。
大切なのは、皆様の “今”このときです。そこに生きる力として少しでも支えになれましたら幸いに存じます。
Rinokia
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そもそも“鬼退治”というのは、桃太郎の話を含め、今なお昔話で存在します。
桃太郎伝説は岡山(吉備国)ですが、岡山のみならず、おそらくそういった鬼にまつわる伝承は、今なお各地に残っているのではないでしょうか。
文字が発達していない時代に、人が語り継いだからには、手ぶり身振りなども加え、若干話の内容や登場人物の様子などが変化していった可能性はありますが、“鬼”に象徴されるような存在は、やはりかつてこの国にいたと考えるほうが順当かと思います。
今や空前の大ブームになっている『鬼滅の刃』は、なぜこれほどまでに多くの人の心が魅了されるか、というのは、商業的な手腕が非常に優れていることもあります。
ですがそれ以上に、そもそも、わたくしたちの遠く祖先が経験した(鬼のような存在がいる)世界観 ―――そのときの“記憶”が、命を何代にも紡がれるなかで、それでもDNAとして、しっかりとわたくしたち日本人に刻み込まれているからではないでしょうか。
逆に申せば、わたくしたちになんら関連(ひっかかり)が無ければ、そもそもここまで心が揺り動かされることはありません。“何かわからないけれど、心に響く(訴える)ものがある”、これが空前の大ヒットのキーワードでしょう。
数年前に大ヒットとなった妖怪アニメもしかり、わたくし自身、こういった社会的なブームを見るにつけ、製作者は本当に上手だなぁ、と感じます。“作り話のようだけれど、本当にある”、このような印象を強く抱きます。
妖怪のそれも、実際には、ほぼこういった現象が、日常目に見えないレベルでは起きていますので、そういう霊的な事実を視ることができる(知っている)方が、妖怪のアニメ制作に関わったのでしょう。妖怪のアニメを目にした際は、わたくしは正直驚きました。それを社会へ、しかも子供向けに(アニメとして)作ることの功罪も、わたくしとして少なからず感じざるを得ませんでした。
次回からは、鬼滅の本編について、もう少し詳しく考察してまいります。
霊能師という立場で『鬼滅の刃』を観たならば、実際にはまた観える(視える)世界も違ってまいります。
わたくし自身がこれまでの霊能の道を歩むにあたり得てきたもの(知覚し、修得してきたもの)からの、 “これって本当にある!”ということなどもお伝えできるかと存じます。
是非お楽しみになさってくださいませ。
(次回②へ続きます。)
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Source: 神々からのメッセージ
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