“キャンサーギフト”というきれいごと。

“キャンサーギフト”という言葉がある

直訳すると、

『がんからの贈り物』

...という意味になるだろうか

この言葉に、賛否あるようだ

私も、

「がんが私に何かくれた? 冗談じゃない。
 そんな言葉は誰かが都合よく考えた“きれいごと”だ」

そう思った

「がんになってよかった」

と言う人の気持ちが知れなかった

「私は何もかも失った。
 現在の生活だけではなく、未来も――」

失うものばかりで、得たものなんてなかった

そう、初めのうちは...

“ヒト”の心は変わる

状況に応じて、いい流れに乗ってゆく

現実は、そりゃあ、厳しい

がんになって生活すること自体...

生きてゆくこと自体、ハンデがある

でも、心は変わったと思う

命の期限を感じたからこそ知った感動がある

死と向き合ったからこそ知った温もりがある

がんになってからの方が、
景色を観て「美しい」と思いませんか

がんになってからの方が、
誰かに優しくなれませんか

がんになってからの方が、
ごはんが食べられるありがたさを感じませんか

がんになったからこそ言える、「ありがとう」

がんになったからこそ感じる、人々の温かさ...

がんになってからの方が、
観るもの、食べること、すべてにおいて、

“幸福度”が違うと思いませんか

“キャンサーギフト”――

それは、
がんになった年齢の差は大きいと思う

生活環境もそうだ

が、

がんが教えてくれたことは、
失った数以上に、あるような気がしている

それはまさに、

“がんを経験したからこそ得られるもの”

それがきっと、私が受け取った、
がんからの贈り物なのかもしれない――

  “がん”なんて、すぐには受け入れられない

  でもきっと、時間が気持ちを変えてくれる

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Source: りかこの乳がん体験記

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