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今や2人に1人ががんになる時代。
がんになってしまったとしたら、自分の余命知りたいでしょうか。知りたくないでしょうか。
マインドパワー(ハンドヒーリング)を手にし、がんと闘う患者さんとお話をしていて思うことは、医師から余命を宣告される方がなんと多いことでしょう。余命1,2年から短い方で1ヵ月と言われたという患者さんもいらっしゃいます。余命宣告、はたして患者さんのためになるのでしょうか…。
”余命”というと患者さんやそのご家族は、「残された命の期間」だと思ってしまいます。しかし、余命とは「生存期間中央値」のことです。生存期間中央値とは、その集団において50%の患者さんが亡くなるまでの期間のことです。非常にばらつきが大きいので、統計的に見てだいたい半分くらいの人が亡くなるタイミングを「余命」としているのです。
2014年Current Oncologyという学会誌に投稿された日本人医師らの発表によると、医師が予測する余命宣告はそれほどあてにならないと報告されています。75人の患者さんの経過を追ったところ、予測が正しかったのは36%という結果でした。
がんの末期とされる患者さんであっても、病気の進行は、その人の年齢、性格、周囲のサポートなど様々な要因が関わってくるので、決して一概に言えるものではありません。その中でも一番大きく影響するのが患者さんの心(意識)です。
心と免疫の関係を解き明かす<精神神経免疫学>という、新しい学問があります。精神と神経、つまり心が、免疫に決定的な影響を及ぼしているというのです。プラスの感情は、免疫を上昇させ、反対に、マイナスの感情は、免疫を低下させます。医学的に見てもがんの不安に打ち勝ち、がんのことは忘れて、前向きに明るく生きることが大切なのです。
また、最新の科学でも<意識>が体を構成する5~60兆個の細胞それぞれに影響を与えることがわかっています。「治る」と思えば治る反応がおき、「治らない」と思えばその通りの反応が体の中で起こっていきます。海外で起こった話…健康な人に「あなたは食道がんで余命は2週間です」と宣告したところ、その方は2週間後に亡くなってしまいました。その後解剖をしてみると食道がんはありませんでした。それほどまでに意識の矛先一つで未来は決まってしまうということです。
今の医療現場では、訴訟を防ぐためにも起こり得る全てのことは説明することがよしとされていますが、患者さんの心に及ぼす影響を考えると、むやみに余命を宣告するのはいかがなものかと思います。状況はきちんと説明したうえで、どんな時も希望を持って患者さんに寄り添う姿勢が大切なのではないでしょうか。「それはきれいごとだと」言われるかもしれませんが、自分が同じ状況なら何を望むでしょうか。
そして、もし余命宣告をされたなら、どうか余命はあてにならないことをわかっていただいて、ご自身のため、大切なご家族のために精一杯生きていただきたいと思います。その中で奇跡は起こるのだと信じています。
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Source: ドクター美都の挑戦
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