原発からは「核のごみ」と言われる高レベル放射性廃棄物が出ます。
高レベル放射性廃棄物とは、
原発から排出される使用済み核燃料の放射能レベルの高い廃液を
高温のガラスと混ぜて固めたものです。
これはとても危険なもので
10万年にわたる厳重な管理が必要なものです。
それにもかかわらず
原発は積極的に稼働され、
高レベル核廃棄物は
作られ続けています。
そして
日本の
いえ、
地球上どこにも捨てる場所などありません。
ちゃんとした廃棄が出来ない以上
原発など稼働してはいけないはずなのです。
これを知りながら
積極的に原発推進している政府。
目先に利益だけに
目がくらんでしまったというか言いようがありません。
どんなことをしても
最終処分場がない以上
原発を稼働させることは
法律には触れないものの
未来の世代に対する重大な犯罪に匹敵する行為となります。
現在
フィンランドの最終処分場として選定されたオンカロは
火山も断層も無く
地震もありません。
まだマシなのかもしれません。
一方で
日本は
活断層だらけの地震大国。
ちょっと掘ればどこからでも温泉が出てきます。
つまりどこに保管しても
10万年安全を保証できる場所は
日本には
ないのです。
だから
オバマ政権時代の2009年に処分地決定が撤回されました。
この時期から
横田基地を通して
日本の上空に高レベル放射性廃棄物を散布処理しているという
横田基地所属の米国軍人からの内部告発もあります。
ジェット燃料に20-25%ほどの鉛、水銀、砒素などの添加材が入れられているようです。
それによって
さらに
エンジン音もより静かで悪臭もない。
人体にも生物にも有害な排気が発生します。
アルミニウム、臭化セシウム、プルトニウムが加わえられるとされています。
実名で告発されているこの内部告発は
事実である可能性は高いと思います。
事実であれば
高レベル核廃棄物が
日本の空に撒かれていることになります。
たしかに
突然不自然に
日本各地において
放射能レベルが急上昇することがあります。
告発者は
マスコミにも情報提供したものの
全く報道されることはありませんでした。
日本政府も
黙認してしまっているようです。
ちゃんとした調査を行い
断固した態度をとれないのは何故でしょうか?
今回
泊原子力発電所に近い
北海道寿都町と神恵内村が、
最終処分場の選定に向けた文献調査に応募しました。
文献調査に応募する
ということは
最終処分場候補として
名乗りを上げるのと同じこと。
20億円というお金につられたのでしょうか。
寿都町議会での討論も議決もないままの
決定。
北海道という聖地は
町だけのものではありません。
それを
10万年にわたる影響がある事案の決定を
町長の権限で決めてもいいものでしょうか?
神恵内村は人口約800人。
寿都町には地下断層があり、
ちょっと掘れば温泉も湧き出るため
「寿都温泉ゆべつのゆ」もあります。
神恵内村は、
ほぼすべての地域が火山の半径15㌔圏に入ります。
いずれにしても
どちらも10万年保管するには
安全保障どころか
リスクがありすぎるのです。
今の廃棄物を保管することが不可能な状況では
日本で
原発を稼働する権利など無く
未来の世代に大きな負の遺産を受け渡すことは明らかです。
菅総理に従順に従う関係の鈴木北海道知事
独断で話を進めるタイプの町長・・・
今の路線では
どうみても時代に逆行しながら
未来の世代を犠牲にするようにしか思えません。
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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