おはようございます。
以下の記事によれば、携帯料金は東京が世界最高で、パリの4.2倍の水準とのことです。
headlines.yahoo.co.jp
5GBのデータプランの料金で、東京が7562円でパリが1783円ですからかなり差がありますね。
2014年度以降の価格推移では、ロンドンやパリ、デュッセルドルフでは約7割、ソウルで約3割、ニューヨークで約6割値下がりしましたが、東京はわずか1割とのことです。
その背景として、格安スマホの普及が遅れていることが挙げられています。
携帯料金は東京が「世界最高」の不名誉
日本の1人あたり国民総所得(GNI)を考えるとこの携帯料金は異常
日本の国民一人あたりの所得が高ければ、携帯料金もそれに応じてある程度高くても納得できます。
しかし、実際には各国の1人あたり国民総所得(GNI)のランキングは以下の通りです。
1人あたり国民総所得(GNI)で日本は先進国の中で中〜下位という現状です。
つまり、所得が高くもないのに膨大な携帯料金を払い続けているという実態が明らかです。
しかも、日本の1世帯当たり平均所得はこの20年間で減少傾向ですから、GNIに関しても世界の中でどんどん順位を落としている状況です。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa17/dl/03.pdf から引用
つまり、家計の可処分所得が下がっているにも関わらず、携帯料金は東京が「世界最高」というのはクレイジーな話です。
下手したら、収入の5%が携帯料金という人もいるわけですから異常ですね。
携帯料金は3,000円以内にしましょう
私も昔は携帯に7,000〜8,000円かけていましたが、今となっては馬鹿らしいという他ありません。
先進国の携帯料金はここ数年で何割も下がっているわけですから、3,000円くらいが標準と考えるべきでしょう。
最先端のスマホでなければならない明確な理由があれば別ですが、私のようにスマホで実際にやっていることと言えば、メールとネット、SNSくらいという人にはハイエンド端末は不要です。
SIMフリーのスマートフォンを購入して、その一台を末永く利用するほうがよほど効率的です。
キャリアに縛られながら2年毎に最新型のiPhoneを手に入れる必然性はありませんし、お金の無駄です。
実際、日本人の所得水準は上がっていないわけですから、身の丈に合った生活というものを考える必要があるでしょう。
標準的な日本人にとってiPhoneは年々手に入れづらくなる現実
先日、iPhoneの最新モデルが発売されましたが、一昔前と比べるとかなり高くなりました。
256GBモデルで、iPhone XSが129,800円、iPhone XS Maxが141,800円ですから、Macbookに匹敵する値段ですね。
もちろん、画面サイズや性能が格段にアップしているため価格が上がっているという面もあります。
しかし、それ以外の要因として、米国のインフレ率は2.0〜3.0%程度で推移しており、毎年値上がりせざるをえないという点も見逃せません。
日本に住んでいると、長年のデフレによって物価は上がらないものだという誤解が生まれますが、実際には物価というのはゆるやかに上昇して当然だからです。
それに加えてドル高が進めば、いずれ3大キャリアがどれだけ大々的なキャンペーンを打っても一般的な日本人には手が出ない商品になる可能性もありそうです。
まとめ
日本人の1人あたり国民総所得は先進諸国の中では中〜下位であり、決して高くありません。
それにも関わらず、携帯料金がぶっちぎりで世界最高というのはクレイジーです。
携帯料金を払いすぎている方は、早く世界基準の3,000円程度に抑えるよう考え直しましょう。
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こんな記事も書いています。
私は約3年前からMVNOに切り替え、毎月の携帯料金は2,000円台になりました。今は楽天モバイルを利用しています。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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