毎年の暮れにお参りする神社の一つが、奈良県桜井市の「大神(おおみわ)神社」です。
わたくし自身、この時期に大神神社へ伺うと一年がようやく終わる実感がわいてまいります。一年を無事に過ごせた感謝と、そして来年もまた元気な姿で三輪大神の御前に立てるよう決意を新たにいたします。
なお、こちらの神社には本殿が設けられておりません。三ツ鳥居を通し背後の三輪山を拝む形で、原初の神祀りと言われているそうです。
さらに二の鳥居の脇には毎年巨大な門松が飾られ、この光景を目にするのも楽しみですし、神域に入らせていただく心構えとなります。
本日は拝殿にての神の御言葉をお伝えいたします。明くる2021年に向けての心構えを御話しくださっておりますので、どうぞご一読いただけますと幸いに存じます。
Rinokia
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「真実(=本当に)物事が変わっていくには(※ここでの“物事”とは、体制、価値観、生き方など旧来より続く事柄全般を指します)、幾たびの(=何段階もの)“揺れ”が起こされる。
変動激しきなかにあって、それでも人は、神の定めし(授けし)生命として存続せねばならならぬ。
不安勝る(=不安が起こりがちの)日々、一体何が必要であろうか ーーー
人は想念(=心に思い描くもの)によって生き、そして想念によって死に至る。
ゆえこそ、人が歩む(=人生を進める)とき、何より想念を味方に据えていくのである。
この“想念”たる感覚を、今一度(=改めて)捉えてまいれーーー
(想念とは)人の身を包み込むのではない。人の根本、つまりは“柱”となるのである。
この柱たる想念は、“信念”とも称される(=表現される)。
“こうありたい”と心に強く思い描くこと(=目標)は、是非(=正しいかそうではないか)にかかわらず、人のより良く在る(=より良く生きる)ことを支えるべく、大いなる御柱となるだろう。
(少し間を置きました。)
ではこの信念は、一体いかにして各々の心に呼び起こして(導き出して)いくべきか。
これよりの年(=2021年)、必ずや “ は・き ”を心がけよ。
“はき”とは、“覇気”(=溢れるばかりの意気。意気込み)なりて、さらには、“破気”なり(※ここでは困難を打ち破るような威勢・心意気のことです)。
さらには、“吐気” ーーー鬱屈とならず、むしろ気を吐き、息まくごとの勇ましい姿を目指すのである(※引っ込まず、押し出しを強めるイメージです)。
はたして、今後、世に見ゆる諸々の“揺れ”とはーーー
人の日常(生活)か、思考(概念・価値観)か、それともーーー “地”(=大地)か。
天は動きを強め、上(=天・上空)も下(=地)も、そして左右すらも、変化(へんげ)限りなく(=自由自在に)さらなる“揺れ”となるだろう。
美しき地球に生きる長らくの(人類の)歩みにおいて、絡まる乱れは均(なら)さねば(=修正せねば)ならぬ。
(宇宙)総じての“地均(じなら)し”とも言うべきか。
あぁ願わくば、大動(=大揺れ)は小動(=わずかな揺れ)となれ。
のち(※遠い将来)に起こされる状況の、万に一つでも、今生じることの(=今起こされることの)天の限りなき(=深淵なる)計らいよ。
はたして、揺れは続く。
そのさなかにあって、芯(信念=柱)を拠りどころとし、(以後も)なお延命の(=命が長らく続く)民となれ。」
(次回②へ続きます。)
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