良くなったことと、変わらぬ現状と、新たに出現する不具合。

腋窩リンパ節郭清をした左腕

皮膚の麻痺は、
もうこれ以上回復することはなさそうだ

それでも術後、
腕に触れても全く感覚がなかったことを思えば
よくここまで戻った

左腕が何かに触れないようにかばうことも
もう当たり前になった

荷物を持てないこと、
そして、機敏に動かせないことは、
やはり不便さを感じるが...

そんな今は、
数か月前から現れている“痺れ”に不快さを抱いている

常に腕から手のひらにかけて“ピリピリ”

携帯電話もまともに持っていられないのだ

例えるとすれば、
“炭酸が流れているよう”

腕全体は重く、怠く、時には痛みも出る

「浮腫の前兆だろうか...」

そう思ってみたが、
浮腫みがひどくなっている感じもない

腋窩リンパ節郭清をしたわきの下の痒みも、
もう2年近く続いている

手術をした影響なのか、
それとも放射線治療の後遺症なのかはわからない

痒みが収まる気もしない

きっと、ずっと痒いままのような気がしているのだ

それにしても、
“感覚が鈍いのに、痒みだけはしっかり感じる”

...とは、不思議なものである

痛いことはつらいことだとわかっていた

が、

痒みや眠れないこと、
そして、食べられないというつらさがあることは
乳がんになって...

自分が経験してわかったこと

きっと、がんを経験したほとんどの人たちは、
このつらさに耐えているのだろう――

  私は勝手に、
  “がんの4重苦”と思っているのだが...

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Source: りかこの乳がん体験記

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