最近、AI診断が流行りのようです。
なんでも人工知能?コンピューター?に診断させちゃおうってやつです。
問診もAI、
診断もAI、
治療もAI、
内視鏡所見もAI、
なんでもAI
もう、なんか、
迫力ある歌唱力のあの歌手の顔すら思い浮かんできます。
って、それはちがうAI…
一世代上の方には
これもAI、あれもAI、たぶんAI、きっとAI by 松坂慶子
的な…
←読み方ちがうって…
あぁーーーー、さっそくまた脱線😱😱😱
さて、このAI診断、肛門科では成り立つんでしょうか?
成り立ったら、
もしかして将来的に我々の仕事がなくなっていく?
たしかに、正直、
問診の段階である程度、実は診断できちゃいます👀
問診後、
「あ、あの疾患だろうなーー」と思って診察すると、だいたい
「やっぱりー」となることが多いです。
昨日はアメリカ在住の聖路加時代の先輩からご自身のお尻の相談メールをいただきましたが、おそらく血栓性外痔核の診断🙆
既に心臓外科の旦那さんも血栓じゃないかとおっしゃっていたそうですが😉
なんて、だいたいの場合は問診だけでもいい線までいきます
でも、そうでないことも多々あります❗️
痔(特にいぼ痔の状態)なんて、
問診どころか、肛門診察でも
医者間でも診断が違ってくるくらいなので、
AIにはまず無理😱
※参考記事
医者によって痔の数え方が違う衝撃的な理由!
http://blog.livedoor.jp/osr48/archives/55372288.html
まぁ、内科領域でも完全にAIに頼るというより、参考に、程度なのでしょうが😅
そして中には
「ご本人が痔だと思っていたら、実は違う病気(がんや性病的なもの)」👀
ということも少なくないです😨
正直、良性疾患か、癌かの見分けがつきにくいこともあり、最終的には細胞の検査をしてみないと診断がつかない、なんてこともあります😓
てなわけで、
いくらAIブームがきても、
少なくとも肛門科は廃れない予感。
仕事がなくなることはなりそうです🙆
そんなわけで、前半はビミョーなボケから始めてしまいましたが、
こどもと早々に寝落ち後、真夜中に目が覚め、書き始めたのが現在午前2時。
おかしなテンションにある、ということで、お許しを~🙏
↓ホームページから。
Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ
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