“生きる場所”がない。

気がつけば、自分の“居場所”って、
いつもなかったような気がする

学校ではいじめに遭い、
家もくつろげる場所ではなかった

高校を卒業すると、
私は両親から逃げるように家を出た

それなのに都会は、もっと生きづらい場所だった

乳がんになったとき、
はじめて見つけた私の居場所は、“がんサロン”だった

病気のことを誰にも気兼ねなく話せる...

それだけで気が楽だった

執筆、書籍出版、ブログ開設...と、
“乳がんになったからこそできること”を求めて
私は動いた

それはまさに、
『私の生きる場所』だった

そんな、ようやく見つけた私の“居場所”も、
邪魔されることになる

“ネットいじめ”である

どこへ行っても、結局私は弾かれる

“居場所”なんて、ない

“生きる場所”なんて存在しない

唯一のがんサロンも、
もう2か月休んでいる

「嫌な思いをしてまで行く必要があるのか。
 それとも、
 なんとしても私が行かなければならないのか」

と、この数年、考え続けている

「そろそろ、がんサロンも卒業かな...」

そんな思いを巡らせながら、
もう何年経過したか...

でもやっぱり、続けていかなければならない

そう決めたから

患者さんたちに寄り添っていくことも、
早期発見・早期治療の大切さを伝えてゆくことも、

全部、自分が決めた道

私の“居場所”は、がんの中にある

私の“生きる場所”は、
がんでつらい思いをしている人たちと共にある

せっかく乳がんになったのだから、
その経験を無駄にしない

そして、母をがんで亡くした家族としても――

  時々、がんであることに疲れるけれど

  がんから離れたくなるけれど...

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Source: りかこの乳がん体験記

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