新型コロナワクチン、「感染予防効果なし」は誤り。ワクチンの効果、副反応について専門家に聞きました
「『絶対に打ちたくない』という声が医学界から聞こえてくる…」
「そもそもワクチンは、感染予防にならないのだという」
新型コロナウイルスのワクチンについて、このように伝えた記事が批判を集め、その後削除された。
ワクチンに関する「感染予防効果はない」「mRNAが体内に半永久的に残るかもしれない」という情報は誤りだ。
BuzzFeed Newsは米国国立研究機関博士研究員でウイルス学、免疫学を専門とし、1月23日にモデルナの新型コロナワクチンを接種した峰宗太郎医師に話を聞き、ファクトチェックした。そもそもワクチンに感染予防効果を期待することはできるのだろうか。峰医師は以下のように語る。
「ワクチンには一般的に感染予防効果があることが多く、ウイルスなど病原体に感染することを防ぐ効果のあるワクチンが多い。子宮頸がんなどを防ぐHPVワクチンや水痘ワクチンなどはその例です。これらはウイルスに感染することを防ぐ免疫をつけることができます。また、よく効くワクチンの代表例である麻疹ワクチンの場合、感染予防効果は95%程度とされています」
「インフルエンザワクチンの場合、その年によってもかなり異なりますが、感染予防効果は30-60%程度であることが多いと言われています。そのため感染予防効果は不十分とも言えますが、重症化予防効果があると、はっきりと言うことができます」
インフルエンザワクチンの感染予防効果は、他のワクチンに比べ、なぜ不十分なのだろうか。「インフルエンザワクチンが効きにくい理由としては、タイプ(型)が複数あり、流行する型がワクチンと一致しない場合があること、インフルエンザウイルスの変異は新型コロナウイルスより高頻度で大きく影響が強く出やすいこと、適切な抗体反応を起こさせるのが難しいこと、不活化ワクチンという使い慣れたテクノロジーで作られていることなど、複数の原因があります」
https://www.buzzfeed.com/jp/yutochiba/covid-19-vaccine
期待できる効果は感染予防効果だけではない。「ワクチンにはこうした感染予防効果の他に、感染しても病気を発症しないようにする発症予防効果、発症したとしても重症化させない重症化予防効果もあることが多いです」
言論統制が拡大しています。
— kei (@keijierer) February 13, 2021
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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