(下谷七福神巡り②福禄寿)真源寺(1)本堂【育(はぐく)み育まれ、大輪の花となる】

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寿老人を祀る「元三島神社」を出て、言問(ことどい)通りを道なりに歩きますと、10分足らずで次なる目的地「真源寺(しんげんじ)」へ到着いたします。

こちらは、“鬼子母神(きしもじん)”を祀ることで有名で(=入谷鬼子母神と呼ばれます)、入って正面の本堂前に、鬼子母神の名入りの大きな提灯(ちょうちん)がかけられていて思わず目を引きます。

本堂とは別の場に、“中国、道教の長寿神”でもあり、招徳人望を授けるとされる「福禄寿」が祀られております。

大通りに面したお寺ですが、境内は綺麗に手入れされていて整然としているためか、都内の喧騒をあまり感じさせません。

今回は、本殿にてのお参りの際に鬼子母神よりいただいた御言葉をお伝えいたします。

Rinokia

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「世にいうところの母親ならずも(=母親という立場でなくとも)、人でもまた物事でも、何かしらを“育む(はぐくむ=育てる)”ことに注力(専心)することです。

育むことは、幾重にも“眼差し”を携えていかねばなりません(※この場合には、目をかけていくことを意味します)。そして、目前の状況のみならず、はては行く先(=将来)を見据え、幾度も考察し、自分なりに試行していく、この地道なる道程を歩む心(心構え)が肝要です。

己の人生(日常)を投じてまで、真に育てたい、様々に交わり(関わり合い)たいこととは一体なにか ーーー けして他(他人・周囲)と比較することなく、心の向く(=情熱・気持ちを傾けられる)ことこそを、何人(なんぴと=いずれの人)も是非据えて(=見つけて)いただければとわたくしは願います。

これまでの人生を生きたその過程で、苦楽を経る中で得てきた諸々を、今や周囲の縁ある人々へ、さらには後世(後進)へとつないでいく、これを人は、本性(=本能)にて求めるでしょう。

どんな小さきことでも、あるいは実感の得ぬような壮大なる(育む)目標でも良い、それらがまた、あなたにとって、一つひとつの着実な“歩み”をもたらし、あなたこそが(これらの目標に向かっていくことで)さらに“成長”を遂げるのです。

そうして、この世は互いを育み、育まれ、一つの大きな成長(=魂の向上)を得ていく、それが実に長き途方もなき道のりでもあり、欠かせぬ(=大切な)理(ことわり=道理・順序)です。

ですから、あなたの今、その日常もまた、育み育まれるなかで積み上げられるべき大切な一日であり、この世に咲き誇る“大輪の花”のように花びらの一枚一枚が伸びやかに奏でる、美しき世界、それがこの世(人間界)なのです。」

(次回②(2) へ続きます。)

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Source: 神々からのメッセージ

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