どこまで手術で「完璧」を目指すか?

内科医

「手術でどこまで完璧を目指すか?」
これ、特に「いぼ」「でこぼこ」が気になると受診された方の場合、毎回本当に悩みます💦

もちろん、ツルンとした赤ちゃんのお尻みたいになるのが理想ではあります✨

ただ、お尻の手術は、やはり傷が多いほど、大きいほど術後の痛みも強くなりがちですし、大前提として「絶対全て切除しなくてはいけない状態」ではありません🙆
※とても特殊な場所なんです

よくあるケースが「メインの痔(もしくは痔の残がい)が1~2個あって、それ以外にごくわずかなヒダがちょこちょこある(かないか)」です💨

もちろんメインのもの(患者様が気になっているもの)は切除しますが、その他の小さいものをどうするか、いつも悩みに悩みます😓

「その他の小さいもの」は、そもそも気になっていらっしゃらない、もしくは気付いていらっしゃらないこともあります💨

基本的に、ご自身が気にしてらっしゃらないものは切除する必要はないのですが、
メインのものを切除すると、もしかしたら小さいものに気づいて気になるようになるかもしれないかなーと…💦

私から見て、気になるかも❔と予想される部分は全て切除してしまいたくなりますが、そうすると傷自体の数も増え、傷も大きくなり、痛みの程度や治癒までの時間もかかるようになります⤵️

解決策として、どこまでどうするか手術前に患者様と以下のことをよく相談させていただいてます🙆

◼️できるだけ痛みが最低限で済むようにして、一番気になるところだけ切除するのか
◼️多少術後痛くても、全てすっきりさせてしまうのか

そして手術の最後は、お尻を広げるテープを外して何度も何度も最終形を確認します💮

うーん、本当に奥が深くて、はまってます🍀

私、いわゆる、流行りの肛門「沼」です💨

追記
8歳と3歳の兄弟がケンカ中に「それ、パワハラだよね~と坂上忍のマネをするチョコプラ松尾さんのマネをするブームがきています😒
そして私が子供達を怒ると
「それ、パワハラだと思うんだけどね~と口ごたえしてきます。
使うタイミングとしては正しいことが多いですが、弟が幼稚園の先生に言ってしまわないか心配…💦
しかし、どんだけ、お笑い番組のことしか頭にないんだ…💦

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Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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