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みなさん、おはようございます
２代目ガンちゃん先生です
癌ゼロを目指す治療戦略
これは、患者さまにとって
とっても希望のある治療戦略です
肝臓がんの場合、
進行した状態になると
点滴や経口の全身薬物治療が
今の標準的治療です
これらの治療も
もちろん、とても良い治療成績をだしているのですが、
癌ゼロを狙うという点においては、
弱い気がします
私自身も全身の薬物治療も非常に良く使いますし、
基礎的な研究もしているので、よく理解しているつもりですが、
全てが薬物治療でうまくといくというほど、進行がんの治療は甘くないのです
この患者さまは、
進行肝臓がん
ステージ３の状態です
前医では、全身の薬物治療しかないという事で、
まだお若く、
癌ゼロを目指す作戦として、
岩本内科に紹介してくださいました
血管造影で癌と肝臓の動脈の状態を把握し、
カテーテル留置を行い、
肝動注化学療法 New FP療法
と
門脈動脈同時塞栓療法を行います
癌の状況によって異なりますが、
これまでのデータでは、
New FP療法は癌ゼロ率の達成が20-30％
あります
治療後のCTをみると、
高密度に薬が貯まっているのが確認できました
カテーテル治療の時も、
ほとんど痛みもなく、
終わっていたと、患者さまも
喜んでおられました
癌ゼロを目指します！
それが、一番、患者さまにとって
嬉しいことなので
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Source: ガンちゃん先生奮闘記
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