おはようございます。
インデックス投資をこれから始める方には、その取っ掛かりとしてつみたてNISAをおすすめしています。
まず、つみたてNISAはあらかじめ少額・積立・分散投資に適した商品しか選択できないようになっているため、大きな地雷を踏む可能性が低いです。
また、少額から気軽に始めることができるため、投資初心者の方にもハードルが低いです。
さらに、20年以上の長期投資を前提とした制度であるため、インデックス投資の最大の武器である時間をうまく活用することができます。
本日は、つみたてNISAがおすすめ理由を考察します。
インデックス投資の初めの一歩はつみたてNISAがおすすめ
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. インデックス投資の初めの一歩としてつみたてNISAがおすすめな理由
2. 証券会社は楽天証券がおすすめ
3. 投資対象は全世界株インデックスもしくは米国株インデックスがおすすめ
以下詳細を見ていきます。
1. インデックス投資の初めの一歩としてつみたてNISAがおすすめな理由
インデックス投資をこれから始める方は、まずつみたてNISAの口座を開設してください。
つみたてNISAの投資可能枠は年間40万円(約3.3万/月)と一般NISAと比較して少額ですが、投資を始めたばかりの方には十分でしょう。
また、インデックス投資の場合、最大の武器は「時間」ですから、20年以上の長期投資を前提としたつみたてNISAは理にかなっています。
今すぐに莫大な利益が欲しいという方には全く不向きですが、老後に向けてコツコツと少額・積立投資を始めたい方にはうってつけです。
さらに、iDeCoと異なり資金拘束のリスクもありませんから、途中で急にお金が必要になった場合、その時点で売却して日本円に替えることが可能です。
もちろん、年間40万円の上限いっぱいまで制度を活用する必要もありませんので、まずは月1万円からといったお手軽投資も可能です。
以上を踏まえますと、今現在20代〜30代の方にとっては使わない理由がない制度と言えます。
2. 証券会社は楽天証券がおすすめ
つみたてNISAの場合、少額からの長期・積立・分散投資に適した商品のみがあらかじめ選抜されており、
どの証券会社を選択しても選べる金融商品には大差がありません。
よって、どこの証券会社を選択しても大外れはないのですが、利便性を考えますとネット証券から選ぶことをおすすめします。
三大ネット証券と言われるSBI証券、楽天証券、マネックス証券の中から選ぶのが無難ですが、
3社全ての使用経験がある私の意見としては、取引画面が初心者でも使いやすい楽天証券をおすすめします。
楽天証券の場合、楽天カードを利用して投信積立を実施すると1.0%分の楽天ポイントが獲得できますので、
普段から楽天市場など楽天系のサービスをよく利用される方には特におすすめです。
3. 投資対象は全世界株インデックスもしくは米国株インデックスがおすすめ
つみたてNISAのような20年以上の長期投資を前提とした非課税口座では、期待リターンの最も高い株式へ集中投資すべきです。
特定口座であれば長年かけて積み上げた運用益に20%の税金がかかりますが、それがゼロになるのがつみたてNISAの最大のメリットだからです。
よって、つみたてNISAでは期待リターンの高いアセットクラスに集中投資するのが理にかなっています。
具体的には、全世界株インデックスもしくは米国株インデックスに連動する商品のいずれかがおすすめです。
1. eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
信託報酬 0.1144% 純資産総額 2030億円
2. eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
信託報酬 0.0968% 純資産総額 4700億円
のいずれかを選択すれば間違いないでしょう。
20年以上の長期保有を前提とすれば、どちらを選択しても勝てる確率はかなり高いと考えます。
まとめ
インデックス投資のはじめの一歩はつみたてNISAで決まりです。
月1万円でもよいので始めてみることが将来への大きな一歩になります。
【おすすめ本2選】
『DIE WITH ZERO』です。
お金の上手な使い方に焦点をあてている貴重な1冊です。未読の方は絶対に読んでください。
最近発売された『超加速経済アフリカ』です。
アフリカ版のファクトフルネスとも言える本で、私が想像もしていなかったアフリカ像が勉強できました。
こんな記事も書いています。
つみたてNISAを積極的におすすめできるようになった理由として、投資信託の低コスト化が急速に進み、ETFと遜色ないクオリティになったことが挙げられます。
つみたてNISAで投資すべきおすすめ商品3選です。
NISAは運用益が非課税になることが最大のメリットですが、他の口座と損益通算ができないため、出口部分で損失があるとかえって損をする可能性があります。
Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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