第57回 肝癌研究会

外科医

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みなさん、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

本日は、鹿児島で開催されている
肝癌研究会に参加しております

肝癌研究会は、
日本の肝臓がん治療、研究を
数十年にわたり発展させてきた伝統ある研究会です

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今回の研究会の話題は、やはり
去年の10月に承認された
癌免疫を活性化させるテセントリクと
癌血管を抑制するアバスチンの併用療法の効果
です

各施設、症例をまとめて報告されています
シンポジウム1というセッションで
武蔵野赤十字病院
愛媛県立中央病院
東北大学
慶応義塾大学
横浜市立大学
近畿大学
千葉大学
の先生方が発表され、

私も、その中でテセントリク+アバスチン併用療法の使用経験を
発表させて頂きました

結論から言いますと、
各施設の発表を見ても、
テセントリク+アバスチンは良い薬、良い治療の様です

多くの患者さまが、この治療の恩恵を受けておられる様です

癌を小さくさせる力は概ね30%
癌を大きくさせない力が概ね70%程度で

この治療で癌を大きくさせない事ができる期間は
中には、長期に効果を発揮してくれる場合もありますが、大体6ヶ月の様です

6ヶ月以降では、だんだんと効かなくなる事があるので、
そういう場合には、他の薬剤に移行する必要があります

どこかのタイミングで効かなくなるのであれば、
効いたタイミングで、
カテーテルを用いた治療で、癌のとどめを刺しにいっても
良いのではないか・・とも思います

ここの判断は難しいところですが、今後検証していく必要があると思います

このように全身の薬物治療が広まるなかで、
カテーテル治療である
肝動脈化学塞栓療法の質と
肝動注化学療法の重要性が
より高まってくると思います

なぜなら、これらの治療は
根治(癌をゼロにする)性が高い治療だからです

腕をさらに磨きます

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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