お盆、いかがお過ごしでしょうか。私はお盆期間はお休みですが、相談室は特に
お休みがありませんので、定休日(毎週木曜日)以外はお気軽にどうぞ。
当相談室には、他のカウンセリングルームで対応できないとされた方が、たくさん
お見えになります。特にご夫婦の場合は、「性格の不一致ですから、お互い譲り合って
仲良くしましょう」という言葉に違和感を感じる方がおいでになります。
でも、大変申し訳ないのですが、次のようなケースでは、対応できないこともあります。
<例1>話の脈絡がまったくないので、こちらからひとつひとつ確認したところ、2年前に
脳をケガして、前頭葉に後遺症が残ったという事例です。
このケースだと、脳機能のうち「統合する」あるいは「短期記憶」という部分が
傷ついた状態なので、まず相手の話が脳内で保持できません。今までの記憶は
残っているのですが、自分の話もどこまで話したかを覚えていないのですね。
<例2>遺伝的要素が全くないにもかかわらず、発達障害のような症状がみられる場合
があります。たとえば、感情が全く理解できないというケースです。この例でも、
詳しく聞いていくと、出産時に一時的に呼吸が止まったのだそうです。当然で
すが、幼児期に損傷を受けた脳は、いくらトレーニングをしても向上しません。
そちらの専門家(リハビリ)に回っていただくことになります。
本来ならば、特に問題なく成長していくはずの幼児が、少し神様にイジワルされて、
生きづらくなるというケースは多いのですが、医学的には因果関係が証明できない
ために、(あるいは医療ミスを隠蔽するために)支援を受けることが難しい場合があります。
ご両親が「発達障害だ」と判断することなく、上記のような可能性を探ってあげることで、
少しでも子供たちが生きやすくなればと思っています。
両親はフツウなのに、なぜ自分はうまくできないのか・という方を少しでも減らしたいと
考えておられる方は、ぜひ一度ご相談ください。
↓応援もぜひよろしくお願いします。
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本編にも書いてありますが、「なぜ、自分がコミュ障なのか」は多くの方が ご存じありません。
本編では、まだ未開の部分が多い脳内の仕様について、わかりやすく「右脳」「左脳」などに区分して
説明させていただいています。なぜか5チャンネル等でもご紹介いただいています。
「改善」は教材を読んで、できればご自身の苦手な部分を探していただければと思います。そのため
に、ご来室・ウェブ面談など様々な対応でお待ちしています。
ぜひ一緒にコミュ障を改善しましょう。
(お読みいただいた方すべてが改善するわけではありません。効果には一人ひとり差があります)
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Source: 週刊山手心理相談室
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