“左腕が痺れて眠りに就けない”問題。

左腕が痺れるようになって、
どれくらい経つだろう

4年...5年...

そう、

おそらく、きっと、
腋窩リンパ節郭清の影響である

痺れはじめた頃は、“今さら感”

そしてこんなに長引くとは、
微塵も思っていなかった

たぶん、一生収まらない気がする――

そんな昨夜

久し振りに、痺れて寝つけなかった

どっちを向いてもピリピリ

腕を身体の上に置いてもベッドに任せても、
なにをしてもピリピリ

そのうちに
おかしな格好のまま眠りに落ちる

そんな痺れと関係があるのかないのか、

  ...たぶん、関係がない

今日は長い長い一日だった

理由は、“体調が悪い”

その一言である

体調が悪いときは、
なぜあんなにも時間がゆっくりと流れるのか

そして決まって、

「勿体ない時間の費やし方だ」

と、いつも感じるのだ

楽しいときは充実した時間が過ごせるが、
具合が悪いときの時間は、損をした気分になる

それも、倍、損をした気持ちだ

いや、それも大切な時間なのだ

そう、
休養することも、大切な仕事――

さ、今夜も少し早めにベッドに入るとしよう

あしたはもう少し、
気持ちよく朝を迎えられることを願って――

  あしたは、
  ごはんがおいしく食べられますように...

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Source: りかこの乳がん体験記

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