菅総理退陣と発達障害のコミュニケーション

カウンセラー

2021年9月3日 菅義偉首相が退陣を表明されました。ひょっとして、官房長官のまま

 

だったなら「令和おじさん」「名官房長官」という評価だったのかもしれませんが、自民党

 

内部にさえコミュニケーションがうまくできない状況では、国民という「見えないもの」

 

に対して語りかけるのは極めて困難だったと思います。

 

 

 

発達障害、特にアスペルガー症候群や高機能自閉症系の方がお話しされる場合、典型的な

 

特徴があります。それは、主語が「I」(アイ=自分)であることです。

 

たとえば、「私はコロナ対策を最優先事項と考えております」という場合、そのまま聞くと

 

フツウなのですが、その前に「国民の皆様に何か一言」と質問されていたとすれば、ズレ

 

がありますね。ここは、たとえば「みなさん、私が責任をもって対応します。どうか安心して

 

生活してください」という言葉を使うところです。つまり「YOU」(あなたたち)という語りがけが

 

できないために、主語を置き換えて発信しているわけです。

 

ところが、同じ発達障害でも、ADHDの場合は「あなた」をメインに話す方も。

 

ずっと昔から、官吏(官僚)はまじめであることを求められてきました。そのため、学業的に

 

優位にある左脳系の方が大部分を占めています。左脳系の場合、どうしても話し方が

 

自分から見た風景中心なので、相手には分かり辛いことになります。

 

 

菅総理の最後の挨拶を聞いて、「ウチの夫と同じ!」と思われた方は、ぜひ山手心理まで

 

ご連絡ください。

 

(本日のブログは、ほとんどカウンセラーに聞いて記載しました)

 

 

 

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Source: 週刊山手心理相談室

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