『希望のちから』は、“希望”となり...。

その他

「りかこさんに、
 是非観てもらいたくて...」

と、手渡されたのは、もう7年も前のこと

2021/09/10 『希望のちから』

『希望のちから』――

分子標的薬“ハーセプチン(トラスツズマブ)”が
認可されるまでの、
実話に基づいた映画だ

これを勧めてくれたのは、
まさに、
この薬を使って乳がんを治療した女性

かなり古い映画ではあるが、
私は時々、なぜかこれを観たくなる

そう、“なぜか”

私はこの薬を使って治療をしたわけではないのに、
なぜか観たくなるのだ

それはきっと、薬の種類は違っても、
“乳がん”という治療薬の研究に
込められた思いを感じるからなのだと思う

  この『ハーセプチン』という商品名

  この名前には力強い意味が込められている

    ○ハー
     がん細胞の種類、“HER2”のハー

    ○セプチン
     “インターセプト”のセプト

     “インターセプト”には、

      ・妨害する
      ・迎撃する
      ・横取りする

     などの意味があることから、

    『がん細胞の成長を遮断する薬』
    ということになる

この薬に、
どれだけの人たちが救われてきたか...

そしてこれからも、多くの人たちが
この薬に希望を見い出すのだろう

今、こうしている間にも、
がん治療の研究・開発をしている人たちが、
たくさんいるのだろうな

私たちが今、生きていらること――

感謝だね

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Source: りかこの乳がん体験記

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