生温い朝
湿度も高く、
今日は季節外れの夏日の予想だ
そんな、気分も重くなりそうなしっとり感
きのう送られてきたメールは、
2回目の、
新型コロナウイルスワクチン接種日の知らせ
憂鬱な憂鬱な、ワクチン
1回目の副反応がけっこう出ただけに、
不安に押しつぶされそうな4週間だった
出かける前、
提出する予診票に記入するために計った体温は、
「37.26度!?」
どうりで熱っぽいはずだ
ここのところ、
毎日この程度の熱が出ている
たぶん、特に原因はないのだと思う
が、今日は喉が痛い
赤くもなっている
「風邪だろうか...」
こんなときにワクチンを打つのは、
さらに不安を煽られるというもの
それにしても、
どれくらいの熱で接種を断られるのだろう
発熱扱いは、“37.4度”だろうか
どうにか受けられるだろうか...
雲行きが怪しくなりはじめる午後
「検温で引っかかりませんように...」と
接種会場へ向かう
実際は37.3度近くもあったのにもかかわらず、
問診票に記入した体温は、
“37.1度”
虚偽である
「まぁ、体温は変動するから」
と、心の言い訳が大きく響く
会場へ着くと、
まず入り口で、予約時間と名前の確認
そして、手指消毒と検温
非接触型の体温計におでこをかざし、
2~3秒
そこに表示された数字は、
“36.4度”
『いや、おかしいだろ。
どう考えても、私の身体、熱っぽい』
...ということで、
難なく第一関門通過
ひとつめの受付で、問診票と接種券を提出
隣りの受付で、
身分証明書を出し、本人確認
昨年、マイナンバーカードを
つくっていてよかった...
次の受付では、問診票の確認と、
再び検温
『さすがにここでは引っかかりそうだ』
が、出た数字は、“36.8度”
『いや、おかしいって...』
まぁ、これでワクチン受けられるのだから、
いっか...
...と、ここまでは、
立ったままの流れ作業
次に案内してもらったのは、
医師との面談のブース
「1回目の接種で、
副反応とかどうでした?」
と、医師
○打って数分で
喉に違和感が出たこと
そしてその違和感は1日続いたこと
○その後すぐに
打ったところが痛くなりはじめたこと
3日間、触れないほどの強い痛みだったこと
まだ少し痛みが残っていること
○打って1週間経ってから
モデルナアームになったこと
1週間経ってもよくならなかったので
病院に行ったこと
結局モデルナアームが治るまで
2週間かかったこと
...を、話した
「副反応、強く出ましたね。
これまで聞いた話の中では、
そこまで強く出た人はいないです。
副反応は、2度目の方が強く出ます。
喉が変になったということは、2度目は
“気管狭窄”に陥る可能性があります。
ワクチンを受けるのなら、
ここ(集団接種会場)ではなく、
アナフィラキシーが出ても対処してくれる、
大きな病院で“個別接種”した方がいいかもしれません。
たとえば、この病院とか、こことか...」
と、リーフレットに載っている、
個別接種をしている医療機関を指差しながら、
病院名を挙げてくれた
「どうしますか? ここで打ちます?」
『いや、そこまで言われて、
“ここで打ちます”なんて、
怖すぎて言えない...』
「ワクチンに対して、どうですか?」
そう聞かれたので、
「もう、不安しかないです」
と、正直に答えた
すると医師は、
「打たない選択もあると思います。
この地域は、
東京のように感染者が多いわけでもない。
今、感染者が増えているわけでもない。
なにせ、今、
人類初のワクチンを打っているのですから」
その言葉に少し安堵し、
私はとりあえず、
ここで接種することをやめた
準備していた、発熱時の補給品...
“準備万端”は、
なぜか当てが外れるものだ
2度目のワクチン、
さて、どうしたものか...
わざわざ、
アナフィラキシーに陥るかもしれないところに
飛び込む勇気はない
“一か八か”にしてはリスクがあまりにも大きい
まさか自分がこんなことになるなんて、
想像すらしていなかった
どこへも行けないな...
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Source: りかこの乳がん体験記
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