アミロイドβの本当の生産地はどこにあるのか?謎を解くためオーストラリアのカーティン大学の研究者たちは、マウスの遺伝子を操作して、肝臓でヒト型のアミロイドβを作る個体を作成。
そしてアミロイドβの流れを追跡しました。
結果、マウスの肝臓で作られたアミロイドβがマウスの脳で血管から染み出していると判明。
また血管から染み出たアミロイドβが脳に蓄積されるにつれて、マウスはアルツハイマー病と同様の神経障害や炎症を発症し、認知機能にも障害があらわれました。
この結果は、マウスの肝臓で作られたアミロイドβが血液に乗って、マウスの脳に運ばれて障害を引き起こしていることを示します。
これまでマウスを用いたアルツハイマー病の研究は、脳細胞でアミロイドβを作るように遺伝子を操作された個体をベースに、様々な薬を投与する形で治療薬の探索が行われてきました。
しかし発生源の主流が脳ではなく肝臓である場合、いままでの研究の多くが「的外れ」である可能性が出てきたのです。
重度の歯周病は認知機能の低下と関係しており、アルツハイマー病(AD)患者の脳内から歯周病の原因菌の一種であるポルフィロモナス・ジンジバリス(PG)菌の成分が検出されたことから、歯周病とADとの関連が世界的に注目を集めている。AD患者の脳内では、アミロイドβ(Aβ)という特殊な蛋白質が蓄積していることが知られる。九州大学などの共同研究グループは、歯周病患者の歯周組織(歯茎)とPG菌を全身に投与したマウスの肝臓でAβが産生されていることを発見したと米医学誌 Journal of Alzheimer’s Disease(2019; 72: 479-494)に報告した。一方、歯周病菌とADの関連については、歯周病は糖尿病や高血圧、関節リウマチなど多くの病気と関連すること、中でもPG菌はADや心臓病の発症に関与することが知られている。
九州大学の研究グループはこれまで、マウスを用いた実験から①蛋白質を分解する酵素のカテプシンBは、炎症を起こす生理活性物質(サイトカイン)であるインターロイキン(IL)-1βの産生と関連する②PG菌成分をマウスの全身に投与すると、カテプシンBが脳内炎症、Aβの産生・蓄積、学習・記憶機能低下といったADと似た病態を引き起こす−ことを報告している。
今回、研究グループは「歯周病感染によって生じた全身炎症が、脳内のAβ蓄積に寄与している」との仮説を立て、歯周病患者の歯周組織およびPG菌成分を全身投与したマウスの肝臓を使って解析した。
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九州大学大学院歯学研究院の武 洲准教授と倪 軍軍(ニイ ジュンジュン)助教の研究グルー
プは、中国吉林大学(九州大学との協定校)口腔医学院の周延民(シュウ エンミン)教授、同大学の聂 然(二ー ラン)大学院生(交換留学生)らの研究グループとの共同研究において、ヒトの歯周病の歯茎および歯周病原因菌であるジンジバリス菌(Pg 菌)(※1)を全身に慢性投与したマウスの肝臓に、脳内老人斑成分であるアミロイドβ(Aβ)(※2)が産生されていることを初めて発見しました。Pg 菌による炎症性マクロファージにおいて、カテプシンB(※6)に依存して Aβ1–42 とAβ3–42 産生が誘導されていることを突き止めました。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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