少し前の研究会の「妊娠授乳と肛門疾患について」は、一応一区切りがつきました🙇
しかし、まだまだ白黒つかないテーマもあり気にあり、これはライフワークかなと思っています😉
で、今、私の中で、
脳内メーカー(←懐かしい)のほとんどは
VIO脱毛です🍑
11月の広島の大腸肛門病学会で「肛門皮垂(スキンタグ)」について発表予定なのですが、
スキンタグの切除希望理由の1つとして「VIO脱毛の前に痔を治したい/治したほうがいいと聞いた」があります🍀
※ちなみに、毎年1000件を超える演題の中で肛門皮垂についての発表は毎年限りなくゼロに近いです…。
実際ネットを検索すると
■痔があると脱毛できない
■痔があると脱毛できないが、スキンタグなら大丈夫
■痔があっても脱毛できる
様々な記載があります。
でも、実際は痔があっても脱毛は可能で、むしろ脱毛したあとに、お尻があらわになって「小陰唇の大きさや肛門の形が気になる方のほうが多い」という話もあります🍀
やはり学会発表でVIO脱毛という言葉を出すからには、
この点をスッキリすべく、
私、動きます。
おそらく日本全国で、今、1番VIO脱毛に興味がある大腸肛門科医だと思います💨
ちなみに外痔核と肛門皮垂(スキンタグ)には厳密な境目はありません💦
ある医者が見れば「外痔核」、別の医者が見れば「スキンタグ」ってこともありえます💨
もうひとつちなみに、
理論的には外痔核部分には毛が生え得るのですが、実際、特に女性の方は外痔核成分の上にはあまり毛は生えてません。
外痔核よりちょっと外側から生えている方がほとんどです🍑
これはどういうことでしょう??
外痔核もしくはスキンタグがモコモコしている方、モコモコの上にも毛は生えてますか?
この点について
「理論的なことと、実際と違いますよねー」と東京山手メディカルセンターの上司に熱く語っていたら、
「そのうち美容外科に転科しそうだなー」
と言われました💦
肛門科の大ベテランの先生もそんなこと考えたことなかったと…
ですよね…
でも肛門科女性外来をしていると、ちゃんと理解しておきたいテーマだと思います🍑
もう気になったら、気になっちゃう派です😅
Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ
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