どうも。
妻と結婚してそろそろ数年経過するのですが、妻の仕事もひと段落つきそうとのことで、いよいよ妊活に進もうとの話になりました。
妊活って言葉はどちらかというと女性が使う言葉なのでしょうが、妊活を契機にして、毎回夜の営みの時間が決まるなど男性にとっても考えるべきことがないわけではありません。
そんな状況についてご報告したいと思います。
女性医師の子作りのタイミングは難しい
いろんなところでも書いていますが、女医さんにとって子作りのタイミングは相当難しいようです。
やはり人手の足りていない病院や診療科ではおいそれと妊娠、産休なんてことは周囲の視線を考えると難しいようですね。
かといってキャリアや仕事ばかりを優先していると、気付いた時には40歳が近かった、なんてことになりかねません。
妊活なんて言葉生まれたのも、「そろそろ子供を作っても大丈夫な時期」という前提条件があってのことなのでしょう。
100年前だったらこんな言葉なかったでしょうね。全く生きづらい世の中になったものです…。
男性医師は大して考えることはないんですが、女性医師はいろいろ大変ですねぇ…
妊娠しやすい時期とは排卵日の2日前
一般的な教科書では28日とされることが多いですが、正常な月経周期は25~38日です。
月経周期は複数のホルモンの複雑な相互作用によって調節されており、卵胞期、排卵期、黄体期の3つのフェーズに分けることができます。
子供ができるかどうかは、本当に妊活をしてみないことには分かりません。
上の表のように排卵日の前後に性交渉すると妊娠する確率が高い、なんて話は医師国家試験では必須の知識な訳ですが、実際はどうなのでしょうね。
こんなこと男性が調べるなよ、といった感じですが、ちょっと調べてみました。
ある論文でも発表されているのですが、実は妊娠の可能性が最も高い性交のタイミングは排卵日の2日前、次いで排卵日の前日なのです。また、精子の寿命は約36~48時間のため、排卵日の6日前から36~48時間ごとに性交することでより妊娠の可能性は高まります。
このロート製薬のサイトではちゃんと不妊治療に携わる医師のはなしを元に記事が書かれているのですが、どうやら妊娠しやすいのは排卵2日前、とのことのようです。
不妊かもしれない、という恐怖
排卵日の2日前が重要、といっても、確実に妊娠できるわけではありません。
先のロート製薬のサイトでも、以下のような記載があります
タイミングを取っても妊娠が叶わないのなら、ぜひパートナーと一緒にクリニックに足を運んでください。
さまざまな要因が妊娠を阻害している可能性があるためです。不妊状態にあるカップルの場合、その要因を持つ割合は女性と男性で半々だといわれています。
また、前述の通り、35歳を超えると妊娠率は低下します。
もうこう書かれちゃうと、本当に子供なんてできるのか?なんて気分になります。
医学的には正しいのでしょうけれど…
テレビや新聞では不妊治療が盛んに取り上げられていますし、病院やクリニックの中でも重要な専門分野のひとつになっていますね。
これだけ不妊、不妊と叫ばれてしまうと、まあちょっと不安になってしまうものです。
周囲には不妊カップルはあまりいない?
妊活の当事者になって初めて感じることですが、周囲の男性医師にはあまり不妊の夫婦っていない感じなんですよね。
だいたい結婚した聞けば、1年もしないうちに奥さん妊娠、子供誕生ってのが王道のストーリーになっています。
それに男性医師同士で不妊治療のはなしなんて、滅多にしませんからね。
というかこれまでで1回くらいかたことないですね。
かなりセンシティブな話題で相手のあることですから、みなさんあえて表に出していないだけかもしれないですが…
ま、とにかく妊活に向けてがんばるしかないですね。
Source: 医者夫婦が語る日々のこと、医療のこと
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