「肛門自撮り」のススメ

内科医

今日の内痔核治療法研究会でも話題になってましたが、
ご自身の気になること(「脱出」など)と、診断時のズレを防ぐために、
ご自身での
「お尻の自撮り🍑」が勧められていました。

できれば力んだ状態=症状の程度がmaxの状態で

例えばご自身が「軽く脱出している」と思っていたものが、意外とすごく力むと「めっちゃ脱出するタイプ」で治療法が変わってくることもあるのです😅
また「脱出している」と思っていたものが
「もともと出っぱなし」のものの可能性もありますし、中にはすごく力むと「腸が出ている」方もいらっしゃいます💦

※診察時に分かりづらいときは、その場もしくはトイレで力んで無理やり脱出させていただいたり(全員力んでいただいている施設もあり)、どれが気になるのか触って確認していただくこともあり得ます💦

これって、肛門科に受診されたことある方のあるあるかと思いますが、
「担当の先生に話しても、なかなか、自分の症状をわかってもらえない、そんなにひどくないと言われた!」なんてときには、
解決法の一つとして、あらかじめの
「自撮り写真🍑」がオススメです。

「こんな感じになるんです、ここが気になるんです😱」
というのを写真で見せていただけると、こちら側としてはとても助かるのです🙆

私だけでなく、今日の学会でもやはりオススメされてました😊

だいたい、恥ずかしそうに申し訳なさそうに、写真を見せてくださる患者様がほとんどですが、
こちらとしては診断の助けになる重要な情報なので、ぜひぜひ躊躇せず宜しくお願い致します🙏

必ずしも必要ではありませんが、あると診察がスムーズになることもあるので、ご検討くださいませー🙆

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Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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