小さい痔核ほど手術に気をつかう!?①

内科医

先日、私の人生の中で一番小さい痔核切除をしました。

他の病院で「小さな肛門皮垂(スキンタグ)だから取る必要がない」と何度か断られて来院された患者様💦

私も初回は「術後のほうが気になるかもしれないし、小さいから取らなくていいのでは?」とご説明しました🙆

でも、やっぱり気になると2度目の来院。
「こんなふうになって気になるんです」と自撮り写真をとってきてくださいました🌟

写真を見ると確かに1ヶ所ボコッと膨れてるんです。
腫れ方はスキンタグというより、外痔核に近い😓

確かに気になるのなら…、と、諸々のリスクをご理解していただいた上で、ちょっと特殊な手術方法を計画して、当日手術にのぞみました🍀

小さい痔核だと、むしろ術後の方が腫れたりすることもあり、祈るような気持ちで術後初回の診察をしました…

よかったーーーー!!!
まったく腫れてない!!!

今後多少のケロイドみたいな盛り上がりを形成してくることはありえますが、術直後にパンパンにはれてしまったことによるスキンタグの再形成の可能性は低くなりました🍀

しかも患者様が「不快な症状がなくなった」、ととても満足していただけたようで、
私としても手術やってよかったなーと、うれしい気持ちになりました😊

そうなんです、何が言いたかったかというと、
実は小さい痔核ほど違う意味の大変さがあり、手術にとても気を遣うのです😓💦

なぜかというと…

つづく。

21-10-13-17-59-30-837_deco

Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました