難病等にお悩みの方はとても多くなっていると思います。これは、私の感触ではなく、
寿命の伸びに伴って、「部品交換」が必要になるからです。関節痛の人工関節・白内障
用のレンズなど、それこそ人間はサイボーグ化しながら寿命を伸ばしていますが、
まだまだ元の部品の方が高性能ですし、長年使った身体なので「しっくり感」が高いと
思います。(私はまだまだその年齢には達していませんが)
(画像はイメージです)
ところで、作物などの品種改良に使われているのが「遺伝子組み換え」と「ゲノム編集」
ですが、両者の違いをご存知の方は少ないように思われます。
簡単に説明すると、前者は成功確率の低いアナログ的な手法なので、どのような
品種ができるか分かりません。強毒性があるかもしれないのです。
一方、後者はデジタル的な手法で、クリスパー・キャス9という「自動切り取り・編集はさみ」
を使ってDNAをカット、編集します。ただ、決して「安全」と言いにくいことも事実です。
ところで、当相談室では「今の自分がなくなってもかまわないから、高性能な脳がほしい」
という方もたくさんいらっしゃいます。ところが、生まれたときから使っている部品を捨てて、
高性能なものに入れ替えてとしたら、その時「自分」は「今までの自分」でなくなります。
生まれる前にゲノム編集をした場合には、生まれてきた子供は先天的にある高い能力を
持っています。一方、途中から(可能だとして)遺伝子を入れ替えた場合、脳内で
どのような変化が起きるのかは、作物の場合と同様不明確です。
また、発達障害といってもどこからどこまでを指すのかが明確になっていない現状では、
リスクが高すぎるように思ってしまいますね。
<自分じゃなくなった自分>になるのは、倫理的にもどうかなとは感じます。
*クリスパー・キャス9は、2020年のノーベル化学賞を受賞しています。
山手心理相談室では、ご来室いただけない方・遠方の方のために「あなただけの コミュニケーション改善」
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★あなたが、なぜコミュニケーション苦手症なのか知って
★あなただけの改善ポイントを練習し
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本編にも書いてありますが、「なぜ、自分がコミュ障なのか」は多くの方が ご存じありません。
本編では、まだ未開の部分が多い脳内の仕様について、わかりやすく「右脳」「左脳」などに区分して
説明させていただいています。なぜか5チャンネル等でもご紹介いただいています。
「改善」は教材を読んで、できればご自身の苦手な部分を探していただければと思います。そのため
に、ご来室・ウェブ面談など様々な対応でお待ちしています。
ぜひ一緒にコミュ障を改善しましょう。
(お読みいただいた方すべてが改善するわけではありません。効果には一人ひとり差があります)
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Source: 週刊山手心理相談室
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