乳がんの手術をして、14年と9か月
傷の痛みは、乳腺組織を切除した痛み
そして、
腋窩リンパ節郭清をしたことによる、
腕の皮膚の痛み
あとは、わきの下や乳房、
鎖骨下の皮膚の感覚の麻痺だ
これらの麻痺や痛みは、
おそらく一生消えない
それでも15年をかけて、
ゆっくりと痛みは軽減され、
麻痺をした感覚は戻ってきてはいる
が、そこにはきっと、
“限界”があるような気がしている
たとえば10年後、
「この痛みや麻痺がなくなっているか...」
と、考えると、そうは思えない
おそらく、一生背負ってゆく痛み
それは、“乳がん”という病と
向き合っている痛みなのだと思う
・冷たい水を飲む
・咳をする
・くしゃみをする
そんなとき、
左(乳がんの手術をした側)の二の腕に、
「ピリッ」
と、電気が走ったような痛みが出る
きっとこれも、“永遠の痛み”なのだと思う
ほかの人たちも、
こんな痛みが出るのだろうか――
朝
ふと見上げた空
彩雲と、美しい雲
数分ごとに移ろう景色...
感動が止まらない
ありがたい...
なにかいいことがありそうな気さえしてくる
いや、たぶん、そんなに“いいこと”はない
が、そう思うことで、
気持ちも上がるというものだ
さ、あしたの朝は、
いよいよ氷点下の予報
今夜は、
電気毛布を入れたぬくぬくの布団の中へ
ダイブしよう――
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Source: りかこの乳がん体験記
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