怒りっぽい人・穏やかな人1  ~人はなぜ「怒る」のか~

カウンセラー

「世紀の会見」と呼ばれた小室夫妻ですが、そのとき奥様がずいぶん怖い顔(明らかに

 

カメラがなければ怒鳴りそうでしたびっくり)をされていたのに比べて、ご主人の方は怒っては

 

いるようなのですが、不可思議な表情をされていました。

 

カウンセラーさんに聞いてみると、「ウチでもよくあるよ」と涼しい顔で話してくれました。音譜

 

 

 

あなたの身の回りにいる方の「性格」はそれぞれだと思いますが、ここでは「怒りっぽい」

 

と「穏健」の2種類に分けて説明したいと思います。

 

怒りっぽい方の脳構造で多いのが、「恐怖を感じやすい」というケースです。

 

たとえば、朝家を出るときに、「晩ごはんはハンバーグだよ」と言われていたとします。

 

ところが、帰ってみると、「カレー出来てるよ」と声がかかりました。そうすると、一般的には

 

脳内で「今日はハンバーグカレー」という変換が行われるのですが、一部発達障害の方や

 

前頭葉に弱い部分のある方は、

 

 

「間違っているドンッドンッドンッ爆弾爆弾爆弾

 

 

と脳が指令を出します。その時、実際にはまず「恐怖」が発生します。間違ったことを

 

押し付けられているという感覚です。

 

そこから

 

押し付け⇒

 

  違うだろ⇒

 

    この野郎!⇒

 

      暴言または暴力の発生

 

 

へと進展していきます。もともとは「間違っている」という思考が、このように「怒り」へと

 

シフトチェンジを繰り返していきます。ただし、その処理に要する時間はとても短く、

 

相手が「え”ー」と思っているうちに怒っているのですから、説明する時間もありません。

 

普通のアンガーコントロールでは、「怒りを抑える」ことを学びますが、瞬間的に出て

 

しまうものを止めることは、とても難しいです。

 

次回は、その逆の「穏健な人」について説明します。

 

 

 

 

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