「世紀の会見」と呼ばれた小室夫妻ですが、そのとき奥様がずいぶん怖い顔(明らかに
カメラがなければ怒鳴りそうでした)をされていたのに比べて、ご主人の方は怒っては
いるようなのですが、不可思議な表情をされていました。
カウンセラーさんに聞いてみると、「ウチでもよくあるよ」と涼しい顔で話してくれました。
あなたの身の回りにいる方の「性格」はそれぞれだと思いますが、ここでは「怒りっぽい」
と「穏健」の2種類に分けて説明したいと思います。
怒りっぽい方の脳構造で多いのが、「恐怖を感じやすい」というケースです。
たとえば、朝家を出るときに、「晩ごはんはハンバーグだよ」と言われていたとします。
ところが、帰ってみると、「カレー出来てるよ」と声がかかりました。そうすると、一般的には
脳内で「今日はハンバーグカレー」という変換が行われるのですが、一部発達障害の方や
前頭葉に弱い部分のある方は、
「間違っている」
と脳が指令を出します。その時、実際にはまず「恐怖」が発生します。間違ったことを
押し付けられているという感覚です。
そこから
押し付け⇒
違うだろ⇒
この野郎!⇒
暴言または暴力の発生
へと進展していきます。もともとは「間違っている」という思考が、このように「怒り」へと
シフトチェンジを繰り返していきます。ただし、その処理に要する時間はとても短く、
相手が「え”ー」と思っているうちに怒っているのですから、説明する時間もありません。
普通のアンガーコントロールでは、「怒りを抑える」ことを学びますが、瞬間的に出て
しまうものを止めることは、とても難しいです。
次回は、その逆の「穏健な人」について説明します。
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Source: 週刊山手心理相談室
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