「自分では見えない「〇〇の黒ずみ」!!

内科医

女性の膣周りなど外陰部の「黒ずみ」を気にされる方が増えているそうで、美容系や泌尿器産婦人科領域での色々な治療があるようです🍀

で、そういう投稿を読んでいて思ったのですが、

これは、便乗しない手はない!!!

そう、私達「大腸肛門科」的にも気にしてほしい「自分では見えない「黒ずみ」」があるのです🍑!!!

前回の投稿から何を言わんとして気づかれた方もいらっしゃるもしれませんが、

そう、
それは「腸の黒ずみ」!!

お尻の黒ずみは(個人的には)気にされなくていいかなーと思いますが、気になる方は美容系クリニックへ❤️
←なんなら、私、毎日の子供の送迎で乗りまくっているので自転車ダコ🚲みたいな、黒ずみ?タコ?みたいなのあります…💦

前置きが長くなりましたが、
「腸の黒ずみ」とは、いわゆる刺激性便秘薬を使い続けることで、腸が黒ずみ(メラノーシス)、簡単に言うと、腸が自分の仕事を薬に頼ってしまうようになり、だんだん自分で腸を動かせなくなってしまうのです😱😱😱

刺激性便秘薬とは??
むりやり腸にムチをうってお腹を動かすタイプの便秘薬。
商品名は控えますが、お腹が痛くなりやすかったり、調整が難しく下痢になったり、癖になりやすくだんだん効きづらくなってきたり、そんなタイプの便秘薬です。市販薬は結構こっちのタイプが多いです💦
ダイエット薬として出回っている市販薬にも、この成分が含まれています。
なんならアロエもこれ。
漢方からいいとか、植物性だからいい、とかそういう問題ではないのです😱
ちなみに、病院で処方される薬にも中にはこのタイプのものがあるので要確認😓

たしかによく効く傾向あるので、患者様には感謝されるかもですが、本当にその方のこれから先の長い人生を考えているのなら、定期的に処方する薬ではないです💦
←何か事情があり、長期定期処方されてる場合もあるのかもしれませんが、最近は結構よく効く癖になりにくい新薬もあります…😆

自分ではこの「黒ずみ(メラノーシス)」は見えませんが、大腸内視鏡検査のときには見えます😅

長年、刺激性便秘薬に頼ってきた方は、すぐに脱却するのは難しいですが、癖になりにくい薬を併用しながら、徐々に使用頻度を下げていくのを目指します🍀

なんか、色々書きたくなって、ばぁーーーーっと書いていました。

便秘で悩まれている方、一度、信頼できそうな病院で相談を😊
中には「便秘外来」などを設けている施設もあるようです😆
※40歳以上の方は便秘の原因が大腸がんという可能性もあるので、一度大腸内視鏡検査を🙏

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Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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