神の詩 第四章九節 

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神の詩 第四章九節

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「私の聖なる誕生と行動の超越性を正しく知る者は、肉体を捨てた後に再生せず、私のもとに来る。(九)」

「私の聖なる誕生 janma」。

人の誕生と
アヴァターの誕生は
全く異なるものとなります。

アヴァターの誕生は、
永遠無限の超越した意識に留まりながら、
肉体を纏って
地上に現れることになります。

肉体を纏うことによって、
至高の境地を失うことも無く、
神聖さが消えることもありません。

西洋にキリストの誕生を祝うクリスマスがあるように、
インドでは
8月末~9月初めに
クリシュナの誕生を祝います。

このクリシュナの降誕日を、
ジャンマスタミ
と言います。

インドやネパールでは
神様の降臨日は祝日となります。

クリシュナ神の誕生日はクリシュナ・ジャンマスタミ
シヴァ神の誕生日はシヴァーラトリー
ガネーシャ神がガネーシャ・チャトゥルティ

どれも祝日になります。

日にちは、
太陽暦ではなく、
太陰太陽暦に属するヒンドゥー暦で決められています。

クリシュナ・ジャンマスタミは
8の月の8日目、
太陰暦でシュラヴァンと呼ばれる日になり、
現在の日本で使われている太陽暦とは
毎年日にちが微妙にずれて、
8月中旬から9月上旬になります。

クリシュナが降誕した時間は
真夜中とされ、
真夜中の十二時になると、
人々は心穏やかにすべての明かりを一度消して、
あらためて明かりを灯します。

この日、
クリシュナへの尊敬と信愛を表して
断食をします。

続きます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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