神の詩 第四章十四節 2

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神の詩 第四章十四節 2

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「行動は私を乱すことなく、私は行動の結果を求めない。この私を真に知る者は、行動に束縛されない。(十四)」
第二章三十八節において、
クリシュナはすでに

「苦楽も損得も勝敗も同等と見なして、戦いに備えよ。そうすれば、汝は罪を犯さない。」
と説いています。

通常の人にとって、
行動する時には目的と期待があり、
それによって、
喜びや苦しみ、利益や損失、勝利や敗北といった
結果への心の動きが伴います。

その心の動きが、
感情の起伏を増幅し、
行動を乱すことに繋がります。

クリシュナは、
行動の動機も結果も期待も
「すべてを自然の理に任せよ」
と言います。

これは行動に、
自分の持つ低次の自我を巻き込まないこと
を意味しています。

苦楽も損得も勝敗も、
行動の二次的なものであり、
何よりも
行動に重要なのは
「動機」
に他ならないからです。

行動の動機が
自然の理、宇宙の法(ダルマ)
に叶ったものであれば、
後は
そこに全力を尽くすことだけに集中する。

これが
行動に束縛されない秘訣となります。

行動の動機を
宇宙の理に合わせるためには、
法に沿った経験の積み重ねが必要になりますが、
それには次の要素が必須です。

諸行無常と不滅なるものの理解。

宇宙の法(ダルマに対する理解)。

自分と他人、あらゆるものとの二元性を超えた関係性への深い理解。

行動の本質の理解。

行動する者と行為そのものの正しい関係性の理解。

続きます。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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