今年も残すところあと僅か,クリニックも28日の午前診で終了,午後はスタッフと掃除や片付けを行い,仕事納めとなりました.
振り返れば今年もコロナ一色,ワクチン接種にPCR検査に患者対応にと,クリニックは多忙を極めました.
そんな中,海外旅行ほもちろん無理でしたが,昨年から今年にかけて出雲,高知,近江八幡,北陸,伊勢,淡路,とあちこちに小さな国内旅行に出かけ,打撃を受けた観光地を微力ながら応援して来ました.
忘年会についてはさんざん迷いましたが,医療機関という立場も考え,三宮の広めのレンタルルームを借りた上,料理はケイタリング会社に依頼,当院のスタッフはもちろん同社の出張スタッフの方も含め全員に直前に抗原検査をお願いし,陰性を確認した上で断行しました.
コロナ禍の中粉骨砕身してくれたスタッフの労に少しでも報いることが出来,本当によかったと思っています.
さて今秋には第5波の後に感染者が激減,このまま完全に終息してしまうのかとさえ思いきや,今度はオミクロン株とやらが出現,その感染力の強さから瞬く間に世界中を席巻し,水際対策も何のその,我が国にもあっという間に入ってきてしまいました.
しかしどうやら幸いにして重症化率は比較的低いということが判明,欧米では1日十万人以上もの感染者が出ていても,かつてのような厳しい行動制限は発出せず,ウィズコロナで対処していく方針を堅持するようです.
翻って日本ではまだ感染者数が1日数百人というレベルにもかかわらずマスコミが相も変わらず印象操作満載の記事で煽りまくっていますが,今までさんざん我慢を強いられてきた国民からすれば,もう辟易しているというのが正直なところでしょう.
医療従事者の私でさえ,どこそこは今日何人の感染者が出た,先週より何人増えた,と毎日毎日飽きもせず(というと叱られますが)ニュースのネタにするのはいい加減にしてほしい,とさえ思います.
もう2年を迎えようとしているコロナ禍,感染対策はもちろん重要ですが,何よりもこれからは,落ち込んでしまった経済と国民生活を国民一丸となって立て直していかなければなりません.
先日かみさんと出向いたショッピングモールのレストランで流れていたBGM曲のひとつが耳に残っています.
あの桑田佳祐の「Smile」,もともとは東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるための民放5社による共同企画のテーマソングとしてリリースされた曲ですが,改めて耳にするとなぜか泣けるほどいい曲で,きっとそれは,特に今,コロナ禍で沈みがちな私たち日本人の心の琴線にぴったりと触れるからでしょう.
来年こそ,コロナが収束し,私たちの心も「晴れ渡る空のように」なりますように❗️
Source: Dr.OHKADO’s Blog
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