肛門科医おすすめの痔の薬(軟膏/坐薬/内服薬)の使い方③〜保存版!〜

内科医

肛門周囲膿瘍(痔瘻の第一歩)の時に、基本的には痔の軟膏は効果ない😓
抗生剤の軟膏も意味ない。基本的には切開排膿。ただし裂肛からの膿瘍の場合は軟膏での裂肛治療も同時に🍀

■いくら薬で痔を治療しても、原因も同時に解決していかないと、繰り返す/治らない😭
↑これめっちゃ大事!

■妊娠中でも、治療に必要であれば一番強いステロイド入り軟膏を使用しても、大量長期間であれば問題ないと言われている🍑
※「大量長期間」の定義について、個人的に、薬剤師さんに協力していただき、出した具体的な期間の目安もあるのですが、正式な製薬会社のデータではないので、どうしても知りたい方はDMを🙏

特に血栓性外痔核の場合はステロイドなしだと、なかなか強い痛みの症状がとれない😱
むしろ一時的に一番強いステロイド使うことをオススメ。痛みによるストレスのほうが母体に影響があるのでは?というのが多くの産婦人科医の見解。
このトピックは医師の方針にもよるので、相談を🍀

なんて長々と色々細かく書きましたが、痔の軟膏/坐薬なんて正直種類も少ないので、我々もそんなにカードがないです…😅
そして処方の仕方は施設により結構違いがあります😲

参考にしていただけば嬉しいです☺️

しかしこのシリーズ長過ぎだったな😱
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました🙇

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Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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